Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

技術者について

 

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日本人ゲイのAkiです。

 

Akiは日本の東海地方に住んでいて会社員やってます。技術系なんです。会社には何百人もの技術者がいて、研究とか商品開発とかをやっていてAkiはそのうちの一人です。あまり好きではなかった理系の勉強を大学でやって、企業に就職しました。面白くなかったことでも、いろいろやってみると面白くなり、また自分にも、こんなものだろうと言い聞かせながらやってきました。が、ふと思うと、なんなんだろうと少しむなしくなることがあります。Akiは幸せなことに研究から商品開発までやって、世の中に商品を出すことができました。これは技術系社員の勲章ですね。開発をやっている時は、これが成功したら、ものすごい達成感や幸福感がやってくるのだろうな、と勝手に思っていたのですが、実際、開発に成功して商品化までできてしまうと、正直、むなしさしか残らなかったです。

商品の寿命は短いので、また最初からやって新しいものを生み出さなければならない。これの繰り返しなんですね。だとしたら自分が時間と手間ひまをかけてやってきたことは、一瞬だけの為?、と思ってむなしくなったのです。会社員なので、そんなに一生懸命やらなくても毎月給料はもらえます。だけど、そこそこという加減がわからず、ついついがんばってしまいます。誉められたい、とか他の人には負けたくない、ということだと思います。会社にうまく踊らされているだけかもしれませんね。


なんのために仕事をしてるのか?
はたして仕事のモチベーションはなにか?

彼氏のTuに言わせれば、お金をたくさんもらって楽しい生活をするためだよ、ということになるのですが、お金だけじゃないでしょう。Akiは、それは自分の存在価値、存在意義だと思います。Tuもお金、お金と言いながら、自身のキャリア形成には意欲的です。これも自分の存在価値を高めるためでしょう。Akiはずっと自分には合っていないだろうなと思いながら技術者をやって、研究やら商品開発やらをやって新しい商品を世に出しました。ほんのわずかな期間かもしれませんが、自分の商品が世の中に出て、お客さんが使ってくれました。お客さんがこれいいね、と感謝してくれたかもわかりません。でも、なにかの役に立ったことは確かでしょう。これだけの為に技術者をやっているのです。要するに世の為、人の為の仕事なのです。だからモチベーションが維持できるのだと、Akiは思います。

もちろん生活のためにお金は必要ですが、でも、やってくれてどうもありがとう、と言われただけで報われた感じがして、それだけで十分だとAkiは思うのです。逆に、なんの感謝もされず、自分でなんの意味も考えられなくなったら、仕事は苦痛でしかありません。自分がやるべきことをほかで探すべきでしょう。

Akiの名刺には ”Engineer" と書いてあります。技術者です。しかし、困ったことに、最近、仕事が苦痛になりつつあります。それで、どうしようか思案の最中なのです。

 

tuaki.hatenablog.com

 

技術者について(終わり)