日本人ゲイのAkiです。
もうブログを書き始めて、3か月になります。ほかの人も書いているようですがブログの効用についてAkiなりに考えてみました。少しおおげさですが、ブログの効用とは日々、生きていることの意味付け、整理なのだと思います。日記のようなのですが、そうでもない。生きて、考えて、それを整理する、そして今後の自分に役立てる、ブログの効用はそんなところにあるのではないかと思うのです。
それと、実際ブログをやってみてAkiは自分が書くことが好きなのだということにも気が付きました。子供の頃、なんの科目が好きだったのか、思い出してみると、社会、地理、歴史、国語、図画工作などでした。これらは、元々Akiが好きだったものなのです。要するに文系。しかし、実際には理科や算数を勉強して理系に進みました。理系の方が就職しやすいとか、ほかにも事情があったのですが。そして大学卒業後に企業に就職することができ、なんとか技術者としてやっています。少し、不思議な気がしますが、自分が好きでもなかった領域で意外と面白くやることができているのです。会社でパソコンに向かい合って、パワーポイントを起動させて、真っ白いページに何かを描こうかというときに俄然やる気が出てきます。新しい商品のイメージかなんかです。でもAkiの場合、思い入れがつよすぎてボツになることが多いのです。でも描くことが好きなんですね。これは子供の頃に好きだった図画工作の延長なのです。また、ブログを書き始めてみて、小さいときの興味、関心がそのままブログの記事に反映されているのには驚きます。Akiの記事には、社会、地理、歴史などの話題が多いですね。
これは、おそらく今まで生きてきて、いろいろなしがらみがあって、その制約の中で勉強や仕事をしてきたのですが、ブログを書く、となるとそのしがらみが一切、消え失せ、自分のあるがままの欲求に従って、自然に書くことができる。だから、小さいときの興味、関心と一致するのでしょう。
なのでブログを書くことは楽しい
今さら、自分探しでもないのですが、自分には最初から自分がいた、ということを認識できるのもブログなのだと思います。ひょんなことからベトナム人の彼氏ができましたが、彼氏のTuは日本の漫画が好きで、いい年して、ドラえもんのファンなのです。なので、このブログのアイコンにはドラえもんを使っています。
そして、このブログはごく普通のゲイカップルの日常を描くだけなのですが、実際、書いてみるとベトナム人の彼氏のことがよくわかってきます。そんなに頻繁には会えないのですが、それだけに彼氏との一瞬一瞬が大事で、書いていると、その一瞬の彼の笑顔、しぐさが何度も思い出されるのです。
ブログは、Akiにとってさみしくなりがちな遠距離恋愛を楽しいものにしてくれる効用もあるのです。
ブログの効用(終わり)