Tu&Aki’s Couple Life

Life of Vietnamese and Japanese gay couple

存在価値のはなし

日本人ゲイのAkiです。

 

 

このブログではゲイカップルの日常を書いているつもりなのですが、彼氏がベトナム人なのでアジアのことを考えてみたり、仕事のことや世界の出来事など、思いつくままに書くようになってきています。

しかし、ブログは自分の頭の中の整理の手段、と割り切っていますので、それでいいかな、と思っています。

 

f:id:TuAki:20191019174047j:plain


それで、今回、思いついたのは『存在価値』のことです。結局、人が行動したり、考えたりするのは自分の『存在価値』のためではないか、と思うのです。要するに自分の存在価値を確認したり、高めたりするために人は行動しているのではないかということです。そんなことを考えるAkiは、少し変わっているのかもしれませんが、彼氏を見ていて最近そう思うようになりました。


ベトナム人の彼氏は、ごく普通に気のいいやつです。ですが、ごく普通に転職を繰り返しています。周りの友達も同じで、ベトナム国内だけでなくほかの東南アジアの国の会社に移ることもあります。転職は大変だと思うのですが、端から見ていて、いとも軽やかに行動しています。それで、元の会社の同僚や上司ともコンタクトを続けていて、たまに、戻ってこいよ!、とか、今度新しい会社を立ち上げたから一緒にやろう!、とか誘いがあるようです。社会全体が若くて、活気があって、人の動きを受容する空気があるわけです。それで、彼らの転職のモチベーションは、間違いなく『お金とスキルアップです。自分を少しでも高く評価してくれる会社に移り、より高い給料をもらう、そして、そこで、さらにスキルアップする。いくら新しい会社の給料がよくても、スキルアップできなければダメです。なので『転職は自分の存在価値を高める一過程』ということになります。そんなに転職を繰り返して、最後はどうなっちゃうんだろうと、日本人のAkiは心配になるわけですが、彼氏はそんなことはなんにも考えていません。せっせと口コミ情報を仕入れたり、転職先を探しています。

 

それで、振り返って自分はどうかな、と考えると、存在価値を高める努力はほとんどしていません、日々の仕事にただ振り回されているだけ。そして、まず会社の為に、ということが脳裏をよぎります。

 

ほかの方のブログにもあったと記憶してますが、ゲイには家族(奥さん、子供)が基本的にはないので、家族のためという世間の常識に逆らって、自分だけのために、自分がやりたい仕事をすることができます。それで、それは自分の存在価値を高める作業であうべきなのかもしれません。


ゲイとして自分の存在価値を高めること、あまりお手本がないので難しいのですが、会社に振り回される日々から少し距離をおいて考えてみようかなと思っています。

 

存在価値のはなし(終わり)

 

 

恋愛のこと(2)

日本人ゲイのAkiです。

以前も恋愛のことを書きました。


自分は日本とベトナム遠距離恋愛なのですが、毎日のチャットを通してお互いの生活がシェアできて、そのおかげでやっと安心して彼氏と恋愛できる、みたいなことでした。

 

tuaki.hatenablog.com

 

でも、このブログは彼氏とは付き合い始めて4年後の2019年5月から書いています。なので、今、読み返してみると、ゆとりというか余裕というか、やっと彼氏ができた安心感で満ち溢れていますね(苦笑)。彼氏とはゲイアプリで知り合ったのですが、知り合うまではいろいろな人とやり取りをしていて、やはり『疲れ』のようなものを感じていました。タイトさんの記事を読んで、俺もそうだったかも、と思いました。

 

domohornwrinkle.hateblo.jp

 

自分は首都圏ではなく地方に住んでいるのですが、出会いは掲示板かゲイアプリ。たまに行きつけのゲイバーのマスターが気をきかせて『いいひと、いるよ』と紹介してくれますが。(これはうまくいったためしがない)

 

元々、海外旅行が好きで、特に東南アジアにはかなりの頻度で行ってましたので、海外のゲイアプリに期間限定で自分の写真を載せてみました。ベトナムでは何人かの人から連絡が来ました。今の彼氏もその一人なのですが、そのときはゲイアプリの顔写真(体も?)のページをめくる感覚でしたね。で、そのうちの何人かはオープンリレーション(カップルになっても他の人とするのはOK、欧米系だと普通?)でした。そんなんでカップルとして成立するのか、これはありえないと思いました。でも、海外で知り合っても、その時だけの恋で、会ったとしても2、3回で終わるのがせきのやま。本当のカップルにはなれない、どうせフェードアウトしてゆくさ、とか、思っていました。それがわかっていてもゲイアプリをやりだしてしまう。今の彼氏が、Akiの本当の彼氏になるまではそんな感じ。自分が、一人一人にどれだけ関心や好意を持って接したか、あるいは相手もどれだけAkiのことを考えたか。それは、今思うと、とてもさみしくて、むなしいことだったように思います。ページをめくって商品を見定めることの繰り返し、まさにそれでした。アプリの最初はどうしても顔や体形から始まるので仕方がないのですが、リアルで会わないとわからない、会っても付き合ってみないとお互いの良さはわからない。

ゲイアプリのページめくり機能に踊らされて、一つ一つの恋愛が刹那的で軽薄になってしまう? そんな気もしますが、はたしてどんなもんでしょうか?
でも、その一方で、本気で恋をしてうまくいけばいいけど、うまくいかなかったときに傷つきたくはないし。

恋愛には覚悟がいる?

 

f:id:TuAki:20191208170244p:plain

ベトナムコーヒー) 

ベトナムのコーヒーショップ、なんどもなんども彼氏と一緒に入って話をしました。それは長距離恋愛になるけどその覚悟はどうなんだ、と確かめていたのだと思います。

恋愛のこと(2)(終わり)

 

 

猫の話(3)

日本人ゲイのAkiです。

 

猫の話の3回目です。
猫好きのAkiとしてはどうしてもブログの話題にしたいのです。

tuaki.hatenablog.com

tuaki.hatenablog.com

 

2019年の夏にベトナムに行きましたが、街をうろつく猫に目がいきました。
それで、猫の写真を撮りましたので載せておきます。

 

f:id:TuAki:20190907212604j:plain

(べトナム猫)なんとなくうろうろ

 

f:id:TuAki:20190907212748j:plain

ベトナム猫)近くにくるな!

 

f:id:TuAki:20190907170516j:plain

ベトナム猫)まあいいか

f:id:TuAki:20190907170616j:plain

ベトナム猫)退散!

f:id:TuAki:20191024135127j:plain

f:id:TuAki:20190907170649j:plain

ベトナム猫)あ! また来た!

f:id:TuAki:20190907212907j:plain

f:id:TuAki:20190907170722j:plainベトナムの猫)ふわふわした寝床でぐっすり

 

f:id:TuAki:20190907170749j:plain

ベトナム猫)ふむ? なんだ?

f:id:TuAki:20190907170927j:plain

ベトナム猫)ふむ? なんだ? なんだ?

 

f:id:TuAki:20190907170826j:plain

 (ベトナム猫)すりすりが気持ちいい

 

f:id:TuAki:20190907214733j:plain

ベトナム猫)ときどきお客さんからおこぼれをもらいます

 

しかし、うまく撮れている写真は少ないですね。
かわいらしい猫の一瞬の姿をとらえるのは本当に難しいと思います。猫は気まぐれで、こちらの言うことを一切聞いてくれません。NHKの番組に『世界ネコ歩き』というのがあります。動物写真家の岩合光昭さんが、語りながら世界の猫を紹介するのですが、いつも感心しながら見ています。やはりプロなので猫の可愛らしさ、愛らしさがよく伝わってきます。

Akiは密かに岩合さんの向こうを張って『ベトナムネコ歩き』を企んでいます。もう少し勉強しないといい写真はとれないでしょうけど、とりあえず一眼レフのカメラを買いました。

 

さて、日本での話です。Akiは仕事が休みの日によく散歩をするのですが、その際、道端にいる猫といつもじゃれてました。しかし、世話をしてくれていた方が亡くなり、いつしかその猫もいなくなり、そして大きな看板が立てられました。

 

f:id:TuAki:20190907165321j:plain


『猫にエサやり厳禁』、ちょっぴり悲しい看板です。猫追放!!!と言っているように思えるのです。野良猫に餌付けして、子供が生まれたりすると、あたりが汚くなったりするので仕方がないことなのかもしれませんが。

ベトナムの猫、日本の猫、どちらが幸せかな。
ベトナムネコ歩き』ベトナムと日本の猫を撮って比べてみましょう。


f:id:TuAki:20191122161554j:image

 (日本のネコ)

 

f:id:TuAki:20191130181955j:plain

 (日本のネコ)

f:id:TuAki:20191201123131j:plain

(日本のネコ)

 

猫の話(3)終わり

 

 

 

ベトナム出稼ぎ

日本人ゲイのAkiです。

 

 

彼氏がベトナム人なのでベトナムのことをときどき書いています。今回は日本に出稼ぎにくる若いベトナム人のことです。日本の法務省が発表した2018年末時点での統計によると、日本にいるベトナム人数は33万0835人で、2017年末の26万2405人と比べて+26.1%(+6万8430人)増加し、過去最高となったそうです。在留ベトナム人の構成比は外国人全体の12.1%で、国別で中国の76万4720人、韓国の44万9634人に次いで第3位。在留ベトナム人数は、2008年末の4万0524人から約8.2倍に増加しました(一部ネットからの引用)。

なぜ、彼らは日本に来るのでしょうか?

彼らのほとんどは『技能実習生』です。それで、日本に来るために100万円以上もの手数料をベトナムの送り出し機関に払っています。そして、日本で得られる仕事は、ほぼ最低賃金に近い仕事で、ベトナム人を含む実習生の時間給は「714~800円」が全体の5割を占め、901円以上は10%に満たず、月収にすれば15万円前後。

実習生の大半は高卒や中卒なのですが、送り出し機関に払うお金をすべて銀行から借りたとしても、それを1年以内に返済し、3年間で200万~300万円くらいを母国に持って帰ることができるそうです。日本人の感覚に置き換えれば500万円くらい借金しても3年後にはそれを返済したうえ、さらに1000~1500万円程度持って帰れるということになります。

そりゃあうま味がありますね。


でも日本を目指す理由は、それだけではないようです。日本で技術を学び、日本語が話せるようになるとベトナム国内の日系企業から高いポジションで採用してもらえるようです。月収は10万円以上、ベトナムでは高給取りの部類に入ります。

 

Akiにはベトナム人の彼氏がいるので、日本に来る若いベトナム人の気持ちがわかります。なんといっても彼らにとって家族や親戚が第一なので、その故郷に日本で稼いだお金で新しい家を建ててあげられる、というのは一番の幸せなんだと思います。ベトナム人の彼氏に聞くと、やはり日本に来るのは中卒か高卒が多いそうで、彼らのベトナムでの月収は4~5万円くらい。この金額はベトナムで生活するには問題ないのですが、家を建てたり、将来のためにお金を蓄えることはできません。なので、より高収入が期待される日本に来る、とのことでした。

 

f:id:TuAki:20190929154958j:plain

ベトナムの出稼ぎ御殿)※ネットからの引用

 

でも、とても悲惨な事件もおこっています。イギリスで10月23日にベルギーより到着した冷凍コンテナ内からベトナム人39人(男性31人、女性8人)の遺体が見つかった事件です。彼らは密入国者で、家族のためにお金を稼ごうとベトナムから出てきたのです。

www.viet-jo.com


家族のために働こうとして、その為に亡くなってしまって、そして、大好きな家族を悲しませてしまった。なんとも言いようのない痛ましくて、悲しい事件です。家族を第一に考えるベトナム人なので、家族の為ならなんでもする、それは理解できるのですが、でもなんとかならなかったんだろうか、とても悔やまれます。

出稼ぎはベトナム人にとって手っ取り早くお金を稼げるのですが、高いリスクがあるのです。

 

 

一方、Akiの彼氏は出稼ぎとは無縁です。イギリスはおろか日本に出稼ぎに来る気配もありません。彼は大卒ですし、出稼ぎに行かなくても、最初から英語が話せるので、そこそこの給料でベトナムや東南アジアで仕事をすることができるからです。

今は貴重な労働力としてベトナムから『技能実習生』の名目で日本は受け入れていますが、遅かれ早かれ、彼ら自身が力をつけてきて低賃金での労働には見向きもしないようになるような気がします。


 ベトナム関係でAkiがいつも参考にしているブログがあります。ベトナムってどうなん?、ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える』(セッサさん)です。ベトナム人彼氏とどうつきあったらいいのか、ベトナムに住むとしたらどうなんだろう、とかを考えるAkiにとって、貴重なブログです。その中に日本に来ている”技能実習生”についての記事がありました。

 

www.indtbh.com

 

日本に来て働いているベトナム人の悲惨な労働環境などはベトナム国内では報道されてはおらず、セッサさんの推測によれば、経済が発展している日本、韓国、アメリカなどに対してベトナム政府は好意的で、情報操作をするからだそうです。ただベトナムが経済発展してきたらこの姿勢も変わるかもしれない、と危惧されてました。

Akiも同感です。彼氏と話していて、いとこが日本で働いているよ、とか言ってましたし、口コミ社会であるベトナムでは日本での労働状況はいくら政府が情報操作しても漏れるものです。それに、要は『金』なので、ベトナム経済が発展して豊かになれば、おのずと日本に対する姿勢も変わると思います。

それは、ある意味、仕方のないことかもしれません。

でも、その時はその時で、あせることもないし、普通に発展したベトナムと付き合って、日本は、日本として次の時代に向けた新しい国柄を蓄えてゆけばいいとAkiは思っています。そして、ベトナム人が悲惨な出稼ぎに行かなくても、十分、豊かに暮らしてゆけるベトナムを早く見たいと思います。

 

ベトナム出稼ぎ(終わり)

冬の気配

日本人ゲイのAkiです。

 

 

もう12月です。

仕事とか、恋愛とか、ブログも始めたりとか、いろいろあって、いろいろ考えて、もう12月、本格的な冬の気配を感じます。ちょっと暖かいな、と思ってもすぐ肌寒かったりして、着実に冬は来ています。

 

そんな冬の晴れた日に川沿いを散歩してみました。川の両岸にはいろいろな木が植えられていて、その葉は、紅葉というよりもただ木々にしがみついているだけのようでした。

f:id:TuAki:20191201124140j:plain

f:id:TuAki:20191201124153j:plain

f:id:TuAki:20191201124213j:plain

すすきも寒そうに漂っています。

f:id:TuAki:20191201124226j:plain

 

 

川を見ると渡り鳥?

f:id:TuAki:20191201124244j:plain

f:id:TuAki:20191201124233j:plain

 

よく川沿いのこの道は歩くのですが、四季の変化をいろいろな場面で目にすることができます。小さな川ですが、岸辺にはさまざまな植物が群生しているのです。そして春は桜、秋は紅葉、冬は枯れ葉と渡り鳥。また、冬になると川の水の透明感も増してきて、大きなコイがゆったり泳いでいるのを見ることもできます。

 

f:id:TuAki:20191201150639j:plain

たまにネコも出てきます。

 

 

 

冬きたりなば、春遠からじ

春を待つ冬もいいものです。

 

冬の気配(終わり)

ベトナムの食

日本人ゲイのAkiです。

 

ベトナム人の彼氏と何度も会って、いつもいっしょに食事をしています。ベトナム料理というとフォー、ブンなどの麺類とか、あるいは生春巻きなど健康的であっさりした料理が多いです。なので日本人の味覚にもあうようです。

 

f:id:TuAki:20190913192059j:plain

ベトナム麺)

 

f:id:TuAki:20190913193412j:plain

(ハム?)※彼氏がこれはハムと言ってました。本当かな?

f:id:TuAki:20190913193245j:plain

(どうみても天津甘栗)

 

あるいは、バインミー(フランスパンのサンドイッチ)のように路上の屋台で買って、歩きながら食べるものもあります。やはりフランスの植民地だった名残りで、パンは本当においしくて、ちょっぴりおしゃれです。しかし、彼氏のTuにいくら誘われても絶対に食べない料理があります。それは、犬肉料理とチュンビロン(Trứng vịt lộn)です。やっぱり犬は食べられません。チュンビロンは、孵化前のアヒルの卵を茹でたもので、生えかけの羽毛やくちばしなどが混ざっていてこれらをぐしゃぐしゃ混ぜながら食べるのだそうです。彼氏が言うにはおやつ替わりに、路上の屋台で買って食べるのはごく普通なのだそうです。

”ほら、そこの屋台で売ってるよ、食べる?”

と彼氏が言うのですが、Akiは断固拒否します。意地悪なTuはAkiがきらいなのを知ってわざと言うときもあります。また、犬のほかに猫肉も食べるらしいです。ネコ好きのAkiとしては、これを聞いたときショックでかなり落ち込みました。彼氏は、僕が食べるのは犬だけだよ、ネコは食べないから安心して、と言いました。

だけど、犬は食べる。

 

f:id:TuAki:20190913193649j:plain

ベトナム犬)

 

文化、習慣の違いなので、とやかく言うつもりはありませんが(逆に日本人は鯨を食べますが、ベトナム人は食べませんので)、いくらベトナムが大好きで、彼氏がベトナム人であっても食の違いはいかんともしがたいものがあります。Akiの体が受け付けないのです。いつか彼氏と一緒にベトナムに住むことを考えていますが、この『ベトナムの食』の問題が意外と大きいように思えてきました。

ベトナムの食(終わり)

彼氏のこと(3)

日本人ゲイのAkiです。

 

 

ときどき、彼氏のことを書いています。

 

tuaki.hatenablog.com

tuaki.hatenablog.com

 

実は、ベトナム人の彼氏は 『なまけもの』 です。
いつも、自分でそう言っています、『I am lazy man』

よく一緒に東南アジアを旅行するのですが、旅行の計画は、いつもAkiが立ててました。Akiが年上だから遠慮しているのかな、と最初は思っていたのですが、そうではなく、面倒くさいのがいやなだけでした。一緒にホテルの部屋に入っても荷物は開けっ放しで、服も脱ぎっぱなし。パスポートとか財布とかをセーフティーボックスに入れよう、と言っても、僕はいいよ、みたいな感じでした。なので無理やりTuのパスポートをボックスに入れました。旅行の支度もかなりおおざっぱです。2、3枚のTシャツや短パン、あとは下着だけ。パソコンと電子ブック、スマホは必ず持ってくるのですが。

『あ、歯ブラシない』
『シャンプーない、石鹸ない』
『あ、下着足らない、ソックスない』

そのたびに歯ブラシ買いに行ったり、シャンプーあげたり、下着(新品)あげたりしてました。今も、そんな感じです。一度、ちょっぴり派手なシャツと短パンを日本で買って持っていってあげたのですが、あまり着ている様子はありません。どうも、それを初めて着たときにAkiが放った一言が響いたようです。

”お! かっこいい! 日本人の子と同じだね!”

言ったとたん脱いじゃいました。Tuには、ベトナム人ベトナム人らしく、という考えがあるらしく、地味な色の服装を好みます。これはあたりまえのことかもしれません、そのとき、Akiは、注意を欠いた、配慮のない自分の言葉に少し反省しました。

 

f:id:TuAki:20191022175813j:plain

(ベトナム ハロン湾クルーズ) ※彼氏とのデートで行きました

 

また、 

  ”Tuの血液型ってなんなの?” と聞いたこともあります。

『え? 知らない』
『そんなことを気にするのは日本人だけだよ』、とTuが言いました。

Akiのにらんだところ、かぎりなくO型に近いA型だと思います。しかし、彼氏を見ていて、彼自身がいうような、なまけものではなく、少し雑なだけのように思いました。


  ”Tuは、なまけものではないと思うけど”、とAkiが言うと、

『いいや、僕は、なまけものだよ』と、変なところでがんこなのです。

  ”じゃあ、なんで、そう思うの?”

『夕食とか食べた後、いろいろやりたいことがあっても、急に眠くなってどうしようもなくなって寝ちゃうからだよ。だから、僕は、なまけものなんだ』

たしかにそうです。たまに、ああ眠い、と言ってコテッと寝ちゃいます。これは、Tuに言わせると、どうしようもないことだそうです。がんばって起きている、ということができない体質らしい。ほぼ、幼稚園児。

たぶん、そんなときに、誰かに言われたんでしょうね。


『Tuは、なまけもの!』

 

それで、『自分は、なまけもの』と思い込んでいるようです。

 

でも、本当はそんなことはないんですけどね。
起きている時の彼氏は、まめに会社と連絡をとって仕事に抜かりがないか、よく確認してます。あと、資格の勉強会にも行ってますし。よっぽどAkiの方が手抜きです。海外にいるときはめったに会社に連絡しません。資格などとろうとも思いません。

Tuは飛行機の中でも、激しくゆれる列車やバスの中でも、小さい子どもみたいに完璧に熟睡できます。それを見ていてAkiは本当にうらやましい、と思います。

で、その寝顔を見ながら、

”Tu、ぜんぜん、なまけものじゃないよ、いつもがんばっているよ”、と言いたいのです。

だけど、服脱ぎっぱなしはやめて欲しい、と思うのですが。

 

彼氏のこと(3)(終わり)