日本人ゲイのAkiです。
このブログを始めて3か月くらいですが、始めた理由の一つに、あるブロガーの方の死があります。Jackさんです。去年の暮れにガンでお亡くなりになってますが、まだそのブログは残されています。
jack4afric.exblog.jp
Jackさんは、Akiと同じく海外旅行が好きで、その行動力には常々、感心してました。一度、メールを書き、すぐお返事をいただいたこともあります。ブログにはご自身の性的嗜好も赤裸々につづられて、その率直さには好感を持ちました。それと、海外駐在やたくさんの旅行の経験を踏まえた感性から描かれるブログの記事には説得力がありました。本当に博識な方でした。また、LGBTや中国、韓国に対しては先鋭的な意見を持っておられ、その厳しい論調がAkiの記憶に強く残っています(昨年の週刊新潮にも掲載されたようです、その意見というか口調は多少偏っていたかもしれませんが)。しかし、その厳しい論調は常に的を得ていたとAkiは思います。Akiも世界中のいろいろなところを旅して、聞いてた話とは違う、という経験を何度もしました。なので納得する部分が多かったのです。そして、世の中のうさんくさい部分や薄っぺらい話、人から聞いたことをさも自分の意見のように言ったりすること、また、そんな大したことでもないのに、さももっともらしく論ずること、などを決してゆるさない気迫のようなものを感じました。実際、今の世の中、薄っぺらい話で満ち満ちています。なのでJackさんのこの姿勢にAkiは惹かれ、強く共感しました。
また、”私はただの『おかま』です” と時折書いておられましたが、本当にホモであることを楽しんでいた方だと思います(ご自身のことをゲイとは言わず、おかま、ホモと言ってました)。亡くなったことをそのブログで知り、本当に残念に思いました。
生前お会いしたかった・・・
そして、このブログ、”Jackの談話室” がもう更新されないことを非常に残念に思いました。海外旅行好きゲイの一人としてAkiもブログをやってみようと、その時思った次第です。そして、ブログをはじめましたが、なんとなくJackさんの文体に似てきているように思えます。かなり影響を受けてしまったようです。しかし、Jackさんの考えや思想を受け継ぐつもりはまったくありません。AkiもAkiなりに考えて、体験して、感じたことをそのまま、率直に書いてゆきたい、と思っているのです。
合掌
(あるブロガーのこと)終わり