Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『歴史』『科学技術』『仕事』そして『大事な彼氏』のこと

猫の話

 

日本人ゲイのAkiです。

Akiは猫を飼っています。アメショのメスです。仕事がきつくて、職場で四面楚歌になって、精神的に追い詰められていた時があって、どうしても癒しが欲しくて猫を飼い始めました。担当していたプロジェクトがうまくいかなくて周りから徹底的に責められました。悔しくて、なさけなくて、涙がとまらなくなって、精神科にも通うはめになりました。そんなある時、家に広告が入っていて仮設のペットショップで大安売りとありました。行ってみると大阪からの出張販売でした。たぶん、大阪で売れなくてAkiの住んでいる地方都市にまで売りに来たんだと思います。”大安売り”、そのとおりでアメリカンショートヘアの子猫が5万円でした。本当に小さな猫で、ケージの中でうずくまっていました。そのとき、柴犬にしようか迷ったのですが、ケージの中からその猫を出してもらい、Akiの手のひらに乗せると、両手にちょうど入りました。

Akiの手にあたたかな、そしてすごく柔らかな猫の感触が残りました。
それで結局、猫を飼い始めまたのです。

猫は散歩させる必要がなく、毎日餌と水を与えておけば、とりあえずは大丈夫なのです。ただ、アメショはあまり抱かれたりするのは好きではなく、Akiが抱こうとして追いかけると逃げ回ります。最後には捕まってAkiに抱かれるのですが。そして、Akiがつらい仕事から帰ってきて、ドアを開けると、そこにいます。ご主人様の帰宅がわかるのです。じっと待っている、その姿を見ると、ほっとして一日の疲れがすっと消えるようでした。

それで、Akiが "にゃあ" と言うと "にゃあ" と返事をします。
お互いの挨拶なのです。

Akiにとって間違いなく、猫は癒しになっています。別に抱かなくてもじっと見ているだけでも癒されます。そして、その癒しのおかげでAkiは、精神的にどん底の状態から這い上がることができました。

猫には本当に感謝しています。

f:id:TuAki:20190613192729j:plain(Akiの猫)※本当に小さいです

それで、嵐のようなその仕事がひと段落ついたあと、どうしても日本を脱出したい欲求に駆られ、ベトナムに行きました。

日本にいたくなかった。
ずっと遠くにいきたかった。

その時の自分の心境を思うと、今でも切なくなります。でも、一人でベトナムに行って、彼氏のTuと知り合って、お互いに好きになることができました。ベトナムの旅は、Akiにとってどん底からの大きな転換でした。もうだめだ、と思っても、その次の日、またその次の日にはなにかが変わっていて、少しずつ良くなっていくものなのですね。Akiは、そのことをその時知りました。

そして、Akiが担当したプロジェクトは成功しました。
猫とベトナムと彼氏のTuには大感謝です。


猫の話(終わり)