Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

鳥の巣

Akiです。

 

 

散歩をしていて鳥の巣を見つけました。古くからある神社の大木の上です。
もう、何年も同じところを散歩しているのですが、今回、初めて見つけました。

今までぜんぜん気づかなかった。 

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神社の大木を下から眺める。一見しただけでは鳥の巣があることはわかりませんね。

 

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でも、カメラでズームアップしてみると大きな鳥の巣。しっかりとした巣です。
鳥は見当たりませんが、自分としては新しい発見です。

おもわず、”おおお”、と声をあげました。

もしかしたら、最近よく見かけるサギの巣なのかもしれません。
場所は木のかなり上の方。巧妙に作ってあります。

Akiが住んでいるのは地方都市なのですが、ここは街の中。
でも、よく見るといろんなところに生き物がいたり、珍しい植物とかがあります。

 

今まで、仕事や恋?に忙しくて、そんなことに気づくこともありませんでした。
歩きながら、仕事のことを考えたりもしていましたね。

 

最近はちょっと余裕がでてきたのか、心境に変化があった?のか、理由はよくわかりませんが、自分の周りには意外と、きれいで、新鮮で、楽しい自然があることに気づき始めました。

急にいろいろなものが見えてきたように思います。

 

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桜の木、もう芽吹いている!

 

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河原のカモ、ここもカモたちの巣なのかもしれません。

 

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そして、 真冬ですけど、カモや木々や草たちは春の準備をしているように思えます。

早く春にならないかな。

 

鳥の巣(終わり)

スウェーデン出張

Akiです。

北欧のスウェーデンには過去2回ほど仕事で行きました。

デンマークの首都コペンハーゲンに降り立って、そこから電車でバルト海のエーレスンド海峡を渡りました(この海峡が国境ですね)。

海上には無数の風車があり、発電をしています。やはり環境意識は高そう。

電車の終着駅は、スウェーデンのマルメ(Malmö)です。
ここで仕事です。とりあえずホテルにチェックインしました。

現地駐在の商社の方が同行して、いろいろ面倒をみてくれたので楽な出張でした。

 

『Akiさん、ホテルから出ちゃだめですよ、僕はAkiさんになにかあったら責任をとらなきゃいけないのですからね』と念を押されました。


でも、スウェーデンの治安が悪いなどと聞いたこともないし、せっかく来たのだからと思って、こっそりホテルを出て周りを散策してみました。

マルメ中央駅、そこそこ混雑はしているのですが、人混みというほどでもない。

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(マルメ中央駅)※ネットからの引用

 

スウェーデンの人口は約950万人で日本の12分の1程度、人口密度も日本の約19分の1だそうです。人もゆっくり歩いています。町も清潔できれいでしたね。


当たり前ですけど東南アジアとは全然違う。

 

それと、現地の人の背が高いこと。
同行した同僚は『ここは巨人の国だ!』と驚いていました。
スウェーデン人はゲルマン系で北の海を荒らしまわったバイキングの末裔なのだそうです。それで背の低い我々のような日本人、アジア人はここでは異質です。

鏡に映る自分の黄色い顔と肌。それを強く意識します。

でも仕事先に行くと、小柄なスウェーデン人が出迎えてくれました。この方はスウェーデン人であることは間違いないのですが、実はハンガリーからきた移民だそうです。
スウェーデン国民の20%が外国出身で、彼らは移民としてスウェーデンにやってきているのです。

背の低いハンガリー系の、ちょっとアジアっぽい風貌にほっとしました。
※ただ話を聞くと人口が少ないので表面上移民は歓迎されているようですが、元々のスウェーデン人との間にはやはり軋轢があるようです。

 

スウェーデン、からっと乾いていて清潔そのもの。人も少なくてゆったり歩けます。
なので、いいところだとAkiは思うのですが、なぜかアジアの混沌さ、湿気、においの方が生身の人間を感じられて親しみを感じます。

すがすがしい乾いた空気に違和感を覚えました。
Akiには馴染まない場所だな、と思いました。

 

スウェーデン出張(終わり)

 

デドロス事務局長

Akiです。

 

 

中国でコロナウイルスがまん延して、世界中が不安。
そんなときWHO(世界保健機構)のデドロス事務局長がコメントを出しました。

 

『新型の病気が過去にないほどの大流行につながっている。だが、中国の対応も過去にないほど素晴らしい。中国の尽力がなければ中国国外の死者はさらに増えていただろう。中国の対応は感染症対策の新しい基準をつくったともいえる』

 『我々は国際的な貿易と渡航の制限を勧めない』

 『私は先日中国に渡航し、習近平(シー・ジンピン)国家主席のリーダーシップを目の当たりにした。他の国も見習うべきだ。中国国外の感染者数が少ないことについて、中国に感謝しなければいけない』・・・だそうです。

 

www.nikkei.com

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左がWHOのデドロス事務局長、右はご存じ、中国の習近平国家主席
※ネットからの引用


中国が今回のコロナウイルスに適切な行動を早い時期からとっていればこんなことにはならなかったはず。元々、公衆衛生について高い意識があれば発生すらなかったかもしれない。なのに、この中国礼賛の言辞

WHOのテドロス事務局長(エチオピア人)と習近平国家主席とは仲がいい。エチオピアは中国が進める「一帯一路」の要衝の一つで、鉄道建設などにおいて中国が最大の投資国(85%)となっている、そうです。

なんのことはない、中国に言わされているのです。

でも、露骨すぎる。

WHOに言わせることで、中国への風当たりを防ごうとしているのでしょうけど、むしろ逆効果。それはそうでしょう。だれもコロナウイルスに罹りたくないし、発症者を国に入れたくない。

しかし、この露骨な中国礼賛、いかにも中国らしいやり方。

自分は悪くない、むしろよくやっている、ほかの国も見習うように、ということなんでしょうけど。

これで納得させようという考え方が理解できない。
これで納得するだろうという思考がわからない。

むしろ反発を食らうだけ。
でも、この中華思想は変らない。変えたくても変えられない。
それが中国なんでしょうね。

しかし、そんなことよりコロナウイルスをなんとかして欲しい

 

デドロス事務局長(終わり)

 

 

宗教と文化のこと ~南アジアの旅~

Akiです。

 

 

かなり前のことですが、南アジアのうち、インドとパキスタンを旅行したことがあります。インドは南部のチェンナイ(マドラス)を訪れました。パキスタンは、カラチ、イスラマバード、ラホール、ペシャワールなどです。

ここで感じたのは、意外にも日本とのつながりでした。


南インドは当然ですがヒンズー教で、その神々の神殿を見学しました。とにかく寺院の周りは人だらけ。日本人とみると、たくさんの人が寄ってきます、なにかおくれよ、みたいな感じ。その人混みをかき分けて寺院にはいっても、また人の波。靴を脱いで入って、と言われるのですが、この場所に果たして戻ってこれるのか、それすらわからないし、一瞬で自分の靴が無くなってしまうような気がして、脱いだ靴を抱えてお参りしました。

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 (インドの神様)

 

 ヒンズー教には3つの神がいます。ヴィシュヌ神(毘盧遮那、盧遮那とも言う、鳥神ガルーダに乗る神)、シヴァ神大自在天)、ブラフマー神。そしてその神には多くの化身がいて、例えばヴィシュヌ神の分身はなんと釈迦なのです。シヴァ神の化身はマハーカーラ(大黒天)、ブラフマー神の化身はサラスワティー弁才天)、またほかにインドラ(帝釈天)という神もいます。

 

ヴィシュヌ神、すなわち毘盧遮那仏、実は、これは奈良の大仏様のことなのです。

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(奈良・東大寺の大仏様)※ネットからの引用

 

あと、ヴィシュヌ神が乗る鳥、ガルーダ。ガルーダインドネシア航空のガルーダですね。そして、これは迦楼羅天(かるらてん)のことなのです。奈良の興福寺にそれはあります。

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(奈良・興福寺 迦楼羅天像)※ネットからの引用

 

マハーカーラは大黒様、サラスワティーは弁天様、インドラは帝釈天柴又帝釈天帝釈天ですね。インドの極彩色の派手な神様たちは日本にも来ていて私たちのごく身近にいるのです。

 

そして、インドから北へのぼり、パキスタンに行くとちょっと趣がかわってガンダーラ文化というのが出てきます。紀元前1世紀から紀元後3世紀くらいの話です。
いまから2000年前。

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ガンダーラ仏像)※ネットからの引用

仏像なのですが私たちが日頃見る仏様とは顔が違います。
明らかに西洋人顔。鼻が高くて彫が深い。

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(苦行する釈迦)※ネットからの引用 

 

そして、苦行する釈迦像、日本の仏様と何が違うかと言うと、リアリズムでしょうか?2000年前なのですが、見たものをそのまま忠実に再現しようとしているように見受けられます。

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(奈良・興福寺の阿修羅像)※ネットからの引用 

 

日本の阿修羅像・アスラ、これも元をただせばインドの神様なのです。その表情からガンダーラのリアリズムをちょっと感じます。

 

インドのヒンズーから始まって、仏教が興り、パキスタンを横切るシルクロードに乗って仏像が彫られ、その土地土地の人々の顔に合わせて仏像は変化し、日本の奈良の都に到達したのでした。

 

日本との強い関りを感じます。

 

 

そのほかの東南アジアの国々へのインドの影響ですが、やはり大きなものがあります。

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カンボジアアンコールワット) Photo by Aki

たとえば、カンボジアアンコールワット、その建築様式はインドの影響が大です。

それから、インドネシア・バリ島。

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インドネシア・バリ島の寺院)※ネットからの引用

インドネシアではバリだけがヒンズー教を信仰しています、ほかはイスラム
なのでバリの建築もインド式です。

 

私たちの『宗教と文化』ですが、南アジアからの影響が、古くからあって、その痕跡は日本のいろいろなところで見ることができます。

Akiにとって、古き日本の発見が『南アジアの旅』の収穫だったのです。
 

宗教と文化のこと ~南アジアの旅~(終わり)

4回目のテト(ベトナム旧正月)

Akiです。

 

 

 

彼氏と知り合って4回目のテト(Tết)を迎えました。

テトとはベトナム旧正月のことです。

 

tuaki.hatenablog.com

 

最初はベトナムのお正月はどんなもんだろうと興味津々だったのですが、彼氏と知り合ってからもう4回目のテト。2020年は、1月23日(木)から1月29日(水)までの7連休でした。べトナムの長期連休はこのテトだけです。あと、5月のメーデーをはさんで4連休があるくらい。なので彼氏にとってこのテトが待ちに待った休みとなります。

でも、彼氏はだいたい実家で過ごしています。Tuはテトで帰省する前に、ハノイで花を買って、それを持って帰ります。で、家の大掃除と飾りつけの手伝いをするのです。

 

今までのテトはそんな感じでした。今年もそんな感じ。

それで、テトの期間中は、家でごちそうを食べたり、親戚を訪問したり、子供たちにお年玉をあげたりします。


子供たち、大人たち、ベトナム人みんなが故郷で祝うお正月。
なので、久しぶりに懐かしい顔を見ることができます。

彼氏のTuもこれが大好きです。
『いろんな人に会えるから楽しい』と言います。

おいしいごちそうが食べられるだけではなくて、懐かしい人と会えること
それがベトナムのテトなのです。

でも、Tuに言わせると要するに、食べて、寝て、また食べての繰り返しだよ、ということなのですが。


彼氏が浮き浮きしながら写真を送ってきてくれました。
町全体が華やいでいるのが伝わってきます。

 

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テトを迎える町、トラックには花が満載? by Tu(彼氏)

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テトを迎える町 お店に赤いランタンがいっぱい by Tu(彼氏)

 

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金柑の木 by Tu(彼氏)

 

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テトの風景、桃の花 by Tu(彼氏)

 

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お年玉を入れる袋、日本と違って色鮮やか。by Tu(彼氏)

 

 

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甘いお菓子、子供たちは大好き by Tu(彼氏)

 

 

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彼氏の実家に飾られた花 by Tu(彼氏)

文字通り華やいでいます。

 

 

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ご先祖様にお供え物 by Tu(彼氏)

 

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Chưng cakeを料理 by Tu(彼氏)、彼氏はかまどの番人をさせられたそうです。

 

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自家製のChưng cake by Tu(彼氏)、お正月にしか食べないそうです。

『僕はあんまり好きじゃない』とか、言ってました。

 

テト、終わってしまえば、また仕事、この感覚は日本のお正月とまったく同じ。
彼氏のなげきが聞こえてきます。

 

 

4回目のテト(ベトナム旧正月)(終わり)

 

 

 

お金を増やす方法

Akiです。

 

 

お金はたくさんあった方がいい。
なので、少ない給料の中からこつこつ貯金しています。

働かずに『お金を増やす方法』があればいいのですが。

ちょっと前にファイナンシャルプランナーにお金を増やす方法について相談したことがあります。

『Akiさん、もっとお金に働いてもらいましょう』
投資信託でいいのがあるので、これをおすすめします』

と言われました。

でも、いままでいろいろやってきましたので、丁重にお断りしました。
外貨預金、投資信託、株(日本株、中国株、アメリカ株)、FXなどです。

 

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日経平均株価

それで儲かったのは中国株くらい、投資信託はほぼダメで、手数料をとられただけでした。FXにいたっては大損しました。トータルでみると若干損してますね。なので最近は外貨預金と日本株くらい。金利と株からの配当を楽しみにしている程度です。いろいろやってみて、投資は自分には向いてないなと思いました。

地味に働いて、こつこつお金を貯める方がいいようです。

自分はゲイなので、扶養家族はなく、お金はすべて自分のために使えます。彼氏はいるのですが、経済的な負担はお互いかけたくないと思っているので、自分にかかる費用はすべて自力でまかなえるようにしておかなければならない。そう思っています。

 

なので、あまり株式や為替の相場に一喜一憂するのではなく、長い期間で少しづつ増えるようなやり方でお金を増やしてゆく方がいいように思っています。

手堅い株で配当狙い、そんなところかな。

 

お金を増やす方法(終わり)

 

(続)冬・渡り鳥の季節

Akiです。

 

 

お正月に川辺の渡り鳥を見に行って写真を撮りました。 

tuaki.hatenablog.com

 

そのとき、アオサギとシロサギがいて、その美しさに見入りました。

 

そのサギたちがどうなったのか気になったので、また、同じ川辺を散策してみました。

まず、アオサギを見つけました。

 

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川の浅瀬をゆっくり歩いています。

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歩いています。

が、しばらくして、突然、飛び立ちました。

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つばさが青い。アオサギの青ってこれなんですね。

 

あ、シロサギもいました。

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はばたくシロサギ




 一方、アオサギは、また、浅瀬に降りて魚を探しています。

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飛び立ちました。

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いつもはじっとしているアオサギですが、今日は何度も羽ばたきました。
おかげでアオサギの美しい姿をカメラに収めることができました。

よかった。


アオサギの青。真っ青というよりもちょっとくすんだ青ですね。
でも、本当にきれいな色。ちょっぴり感動しました。

 

しかし、今日はアオサギさんやシロサギさんと二時間、一緒でした。
サギたちが飛び立つまでじっとシャッターチャンスを待っていたためです。


『何を撮ってらっしゃるの?』と、上品なご婦人に話しかけられました。

 ” 渡り鳥です ” と、Akiが答えると、

『まあ、およろしいご趣味ですこと、おほほ』、だって!

 

他にも、行き交う人がAkiのカメラの先を眺めたり、と注目されてしまいました。

恥ずかしい.....

 

(続)冬・渡り鳥の季節(終わり)