Akiです。
中国でコロナウイルスがまん延して、世界中が不安。
そんなときWHO(世界保健機構)のデドロス事務局長がコメントを出しました。
『新型の病気が過去にないほどの大流行につながっている。だが、中国の対応も過去にないほど素晴らしい。中国の尽力がなければ中国国外の死者はさらに増えていただろう。中国の対応は感染症対策の新しい基準をつくったともいえる』
『我々は国際的な貿易と渡航の制限を勧めない』
『私は先日中国に渡航し、習近平(シー・ジンピン)国家主席のリーダーシップを目の当たりにした。他の国も見習うべきだ。中国国外の感染者数が少ないことについて、中国に感謝しなければいけない』・・・だそうです。
左がWHOのデドロス事務局長、右はご存じ、中国の習近平国家主席
※ネットからの引用
中国が今回のコロナウイルスに適切な行動を早い時期からとっていればこんなことにはならなかったはず。元々、公衆衛生について高い意識があれば発生すらなかったかもしれない。なのに、この中国礼賛の言辞、
WHOのテドロス事務局長(エチオピア人)と習近平国家主席とは仲がいい。エチオピアは中国が進める「一帯一路」の要衝の一つで、鉄道建設などにおいて中国が最大の投資国(85%)となっている、そうです。
なんのことはない、中国に言わされているのです。
でも、露骨すぎる。
WHOに言わせることで、中国への風当たりを防ごうとしているのでしょうけど、むしろ逆効果。それはそうでしょう。だれもコロナウイルスに罹りたくないし、発症者を国に入れたくない。
しかし、この露骨な中国礼賛、いかにも中国らしいやり方。
自分は悪くない、むしろよくやっている、ほかの国も見習うように、ということなんでしょうけど。
これで納得させようという考え方が理解できない。
これで納得するだろうという思考がわからない。
むしろ反発を食らうだけ。
でも、この中華思想は変らない。変えたくても変えられない。
それが中国なんでしょうね。
しかし、そんなことよりコロナウイルスをなんとかして欲しい
デドロス事務局長(終わり)