Akiです。
コロナ前のことですが、よく台湾に行きました。
彼氏がベトナム人で、中華航空を使ってベトナムに行く場合、
台北乗り換え便で、その際、台北で数日過ごしていたりしていました。
その台北の桃園国際空港ですが、日本各地への便も多く、距離的に近い沖縄への便もあります。
ただ、その行き先が「琉球」と表示されているのに違和感を感じました。
中華航空(台湾)のHPの、日本語のページでは、沖縄行きは当然、以下の行き先名になっています。
沖縄-OKA-日本
一方、中国語のページでは、以下となっています。
琉球(沖繩)-OKA-日本
https://www.china-airlines.com/tw/zh
やはり、「琉球」としてありますね。
琉球は、日本になる前の琉球王国の呼称なので、日本からの分離を画策しているのか、と勘繰ったのですが、どうもそうではなさそう。
古来、中国大陸から見て東方の島々を漠然と「琉球」と呼んでいたのが、後に(大陸からの距離の大小で)、現在の沖縄(南西諸島・沖縄県)を「大琉球」と、現在の台湾を「小琉球」と、それぞれ呼ぶようになったそうです。
だから、台湾では、まだその呼称が続いている、ということのようです。
中国がらみだと神経質になりがちですね(苦笑)。
念のため、中国本土の東方航空のHPを見てみると、しっかり沖縄と表記されてました。
あ、でも、中国の新しい地図では、日本の沖縄を含む南西諸島が「琉球群島」と表記されています。
https://gendai.media/articles/-/115771
やっぱり、きな臭いわ。
琉球のこと(終わり)