アジアに関心があるAkiです。
沖縄独立についての記事・・・
2021年10月の衆院選で沖縄3区から出馬し、落選した立憲民主党の屋良朝博元衆院議員は4日、自身のフェイスブックで友人との会話を紹介する形で「最後に笑いながら意見が一致した。『独立したらスッキリするねぇ』」と投稿した・・・
元国会議員だけど、笑いながら『独立したらスッキリするねぇ』」と投稿。
笑い話、居酒屋で交わされる絵空事の会話・・・というレベルでしょうか。
でも、「沖縄」の近代の歴史をたどると、あながち、独立は夢想ということでもなさそう。
Wikipediaによれば、・・・
琉球処分の際、明治政府内では「琉球県」の名称も検討された。これは1879年(明治12年)、琉球藩を廃して沖縄県が設置される際に俎上に上っていたものである。内務卿の伊藤博文から太政大臣の三条実美に提出した同年3月1日付の琉球処分に関する文章には「琉球藩ヲ廃シ、更ニ琉球県ヲ被置候、此旨布告候事但県庁ハ首里ニ被置候事」とあり、琉球県の名称が使われていたが採用には至らなかった。この間の経緯は不明であるが、中国語由来の琉球に対し、沖縄のほうがより日本帰属の意思が明確になるため選ばれたと推察できる。
※琉球処分;明治初期の政治過程で、旧琉球王国が中国の冊封体制から切り離され、沖縄県(つまり日本「本土」の県の一つ)として大日本帝国に編入されたこと。
琉球と言われた時代、日本に吸収され、その際、古来の名称である「琉球」をやめて、日本の一つの県として「沖縄」という名称に替わったということですね。
元々は、琉球王国という独立した国(日本と中国の両属?)だったわけで、この歴史的な経緯を踏まえれば、今でも「独立を!」という声はあっても不思議ではない気がしますね。
以前、台湾を旅行した際、空港で沖縄行きの飛行機の行き先表示が「琉球」になっているのを見ました。
沖縄も琉球も同じで、日本の領土であることに間違いはない。
しかし、考えすぎかもしれませんが、この琉球という呼称、
それが想起するイメージは、一つの国であり、単に、沖縄の夢想に留まらないような気がします。しかし、その国は、太古と同様に中国から多大な影響を受けることは間違いない。
100年先、もしかして、中国の支援のもとに琉球国ができていて、辺野古は、中国の海軍基地になっている。そんなパワーバランスが存在しているかもしれません。
そんなことを思うとぞっとします。
と同時に、沖縄独立を標榜する、立憲民主党の国会議員、
はたして本当に日本の国会議員なんでしょうか。
はなはだ疑問です。
沖縄独立(終わり)