アジア好きのAkiです。
中国へは、今まで2回ほど旅行しました。
あと、香港も。
トランジットも含めて何度も行ったものです。
ランタオ島にある香港国際空港から九龍に向かうタクシーの車内から、高々と翻る五星紅旗が何度も見えました。
ここは中国なんだ、と複雑な気持ちになったことを覚えています。
それで、これからは、香港も含めて中国へは、二度と行かない、と決めています。
個人の人権が無視され、そのときどきの政情によって、理不尽に拘束される可能性があるからです。
最近のロシアのウクライナ侵攻により、東アジアでの中国の脅威が改めてクローズアップされ、中国が尖閣諸島を占拠したり、台湾に侵攻したりしたときに、日本は中国と戦う覚悟があるのか、問われています。
ウクライナが果敢にロシアと戦火を交え、善戦している姿が、将来の台湾や日本の姿と重なってくるのです。
中国(香港・マカオ両特別行政区を除く)に進出する日本企業は、2022年6月時点で1万2706社にのぼります。2020年から940社減少しているものの、依然として製造業を中心に非常に多い。一方、米国企業は数千社のようです。
また、現在、中国にいる在留邦人は約10万人だそうです。5年前が12万人だったので着実に減っているのですが、これも依然として多い。一方、米国人は7万人強。
これだけの人数が、事実上の人質になる可能性があり、そこまでして、尖閣と台湾を日米は守れるのか。
段階的に、中国との決別を進めつつ、日米の防衛力を高め、中国の向こう側のインドなどとの連携を深化させてゆく、
粛々と、中国と対決できる体制の構築が必要だと思います。
これには現実を直視した冷徹な覚悟が、やはり求められるように思えます。
大好きなアジアなのですが、中国とは惜別に時期に差し掛かっているのです。
中国への覚悟(終わり)