ロシア侵攻に憤りを感じつつ、ウクライナについて調べているAkiです。
理不尽にもウクライナ国内に侵攻したロシアですが、一気に侵攻できず、ウクライナ軍の抵抗にあっているようです。
軍事力で言えば、圧倒的にロシアが勝っている。
兵士の数で言えば、少し古い資料ですが、ロシアが140万に対し、ウクライナは21万。差は歴然ですね。軍備についてもロシアは核保有国ですので圧倒的優位にあるのは間違いない。以下に世界の兵士数ランキングを転記しておきます。
世界の兵士数ランキング
【情報源と計算式】兵士数:2012年 世界銀行(IBRD)
1 中国 2,993,000人
2 インド 2,728,700人
3 アメリカ 1,492,200人
4 北朝鮮 1,379,000人
5 ロシア 1,364,000人
6 パキスタン 947,800人
7 エジプト 835,500人
8 イラク 802,400人
9 ブラジル 713,480人
10 インドネシア 676,500人
11 韓国 659,500人
12 トルコ 612,800人
13 イラン 563,000人
14 ベトナム 522,000人
15 ミャンマー 513,250人
16 タイ 453,550人
17 コロンビア 440,224人
18 イタリア 359,500人
19 アフガニスタン 338,150人
20 メキシコ 329,750人
21 フランス 325,600人
22 アルジェリア 317,200人
23 スーダン 264,300人
24 日本 259,800人
25 サウジアラビア 249,000人
26 モロッコ 245,800人
27 スリランカ 223,100人
28 バングラデシュ 220,950人
29 スペイン 215,600人
30 ウクライナ 214,850人
この兵士数ランキングを見ていて気になるのは、突出した兵士数の中国や北朝鮮の存在。あと、東南アジアで言えば、インドネシア、ベトナム、タイ、ミャンマーが50万人程度の軍隊があり、韓国も60万人以上。
それと比べて日本は、自衛隊の26万人。心細いです。
兵士の数だけでの議論だと片手落ちかな、と思って、経済力(GDP)も見てみました。これは、もう、圧倒的にアメリカと中国の2強ですね。ランキングは以下のとおりです。
世界のGDP(2021)
単位(百万US$)
1 アメリカ 22,675,271
2 中国 16,642,318
3 日本 5,378,136
4 ドイツ 4,319,286
5 イギリス 3,124,650
6 インド 3,049,704
7 フランス 2,938,271
8 イタリア 2,106,287
9 カナダ 1,883,487
10 韓国 1,806,707
11 ロシア 1,710,734
12 オーストラリア 1,617,543
13 ブラジル 1,491,772
14 スペイン 1,461,552
15 メキシコ 1,192,480
16 インドネシア 1,158,783
17 オランダ 1,012.598
18 スイス 824,734
19 サウジアラビア 804,921
20 トルコ 794,530
21 台湾 759,104
22 イラン 682,859
23 ポーランド 642,121
24 スウェーデン 625,948
25 ベルギー 578,996
26 タイ 538,735
27 ナイジェリア 514,049
28 オーストリア 481,796
29 アイルランド 476,663
30 イスラエル 446,708
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40 ベトナム 354,868
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56 ウクライナ 164,593
ロシアは韓国並み、タイやベトナムははるか下位にありますね。
ウクライナにいたっては、さらにその下。
ロシアとウクライナの経済格差は約5倍ということになります。
ウクライナの軍事力はロシアの1/7、経済力は1/10。
ロシアの兵員数は世界5位、でも経済規模は世界11位。
その経済規模だと、その上に日本も含めてまだ10か国あるわけで、その10か国が協調すればロシアに対する実効的な経済制裁が可能のようです。同時にウクライナへの経済援助も必要。
でも、果たしてそれまでウクライナがもつかどうか。いかに粘り強く、できるだけ被害を抑えながら抵抗を続けられるかがカギのように思います。
ウクライナのこと(5)(終わり)