元会社員で技術者だったAkiです。
今は、独立してフリーランス。
ふと、会社員時代のことを思い出しました。
技術者として駆け出しのころ、先輩からよく言われたのが、
「講釈をたれる評論家はいらない、実行する技術者であれ」・・みたいな。
要するに、あれこれ文句を言うのではなく、寡黙で、コツコツと、
とにかく結果を出せ、ということですね。
技術開発は結果がすべてで、商品化ができなければダメですね。素晴らしい研究論文を書いても、商品として世の中に出して、売れなければ意味がない。
よくわかります。
しかし、でも、
これは古い日本の製造メーカーの意識かな。
(商品分野にもよりますが)今は、中国、韓国、あるいはアメリカ、ドイツの動きを観察しつつ、方向性をどうすべきか、情報を整理して、解析しなければならない。その上で、日本メーカーはどう振舞うべきか、誰と協業すべきか、を考える必要がある。そこでは、客観的で、シビアな評論家の視点が必要のように思います。
今の自分は、会社員としての商品開発は辞めて、フリーランス。
その仕事は、先輩の意に反して、評論になりがち。
さて、どう振舞うのが正解なのかな?
評論家(終わり)