今回は、統一地方選挙の話です。
先日、県会議員とか市会議員の選挙が行われました。
それで、女性当選者が、統一地方選としては過去最多の316人となって、これまで最多だった前回2019年の237人を超え、定数(2260)に占める割合も前回の10・4%を上回る14・0%となったのだそうです。
自分が住んでいる地域でも女性が立候補して、何人か当選しました。選挙期間中、街宣車が頻繁に行き来していて、なんとはなしに、候補者の演説を聞くことになりました。
主婦目線で政治を!
ママ議員が議会に必要!
現役ママの様々な視点から政治を前に進めます!
とか、主張してましたね。
ジェンダーレスの時代だし、女性議員が増えることは、いいことだし、歓迎ですね。
しかし、「主婦目線、ママ目線」を前面に出して、当選した女性議員たち。
これでいいのでしょうか?
主婦やってます、ママやってます、は当たり前のことで、
例えば、会社員やってます、商売やってます、と同じ次元だと思います。
女性であろうが、男性であろうが、どんな仕事をしていようが、地域のさまざまな課題、問題に対して解決策を示してその優劣で選挙を競うというのがあるべき姿だと思うのです。
それで、選挙中の「主婦目線、ママ目線」の連呼に空虚なうさんくささを感じ、
もっとハッキリ言うと、その女性候補者のうすっぺらさを感じたのです。
主婦目線、ママ目線(終わり)