フリーランスのAkiです。
このたび、フリーランス保護法という法律が制定されました。
ざっくり、こんな感じ・・・
組織に雇われず個人として働くフリーランスを保護する「フリーランス・事業者間取引適正化法」が成立。業務を委託する企業側に報酬額の明示などを義務づけ、立場の弱いフリーランスが不利益を被らないようにする。来年秋までに施行される予定。
同法は、企業に対し、仕事の内容や報酬額などを書面や電子データで示すことや、60日以内の報酬支払いなどを義務づけている。正当な理由のない業務内容の変更や報酬の減額などは禁じる。違反した場合は公正取引委員会が立ち入り検査や是正の命令などを行い、従わない場合は50万円以下の罰金に処する・・・
自分は、実際にフリーランスとして、企業から仕事を請け負って働いているのですが、その仕事の対価としての支払は、月末締めで翌月末の支払いで今まで滞ったこともないので、「ホワイト」ですね。
しかし、仕事の内容は報酬額を書面や電子データで示すこと・・・については、現状、厳密には「?」ですので、「グレー」となります。
実態は、仕事の内容は報酬額を、企業側から示されるのではなく、TELや面談で仕事の内容を聞いて、こんなんでどうでしょうか?、みたいな見積書をこちらが作成して了解を得て、仕事に着手という流れになっているのです。古い会社ほど、この傾向が強いようです。
一方、最近、設立された会社では、ガバナンスが効いているのか、事務的な書類(仕事内容と報酬が記載)が提示されていて、これに基づいて仕事を始めるようになっています。
依頼内容と対価が、よりはっきりしてますね。
あいまいさ VS 明確化さ
情実的 VS 事務的 ・・・・の対比のような。
あ、それと、
重さ VS 軽さ、もありますね。
古い会社は引きずるものが多くて、動きが重い。
一方、新しい会社は、新しいものに抵抗が少なく、フットワークが軽い。
フリーランスからすると、やはり新しい会社の方がやりやすい。古い会社では、いまだに、紙の発注伝票を使っていたりします。
今回のフリーランス保護法は、こんな古い会社のお尻をたたいているような気もします。
フリーランス保護法(終わり)