フリーランスのAkiです。
会社を辞めて、一年が経ちました。
そのあと、春夏秋冬を一通りやって、会社員でない生活がやっと落ち着いたような気がしてます。
ある意味、サラリーマンの夢である、
『脱サラ』、『FIRE』、『アーリーリタイア』あるいは『脱社畜』が実現できたのですが。
しかし、実際に会社員を辞めてしまうと、その『サラリーマンの夢』が、急速にフェードアウトしてゆきました。これは当たり前のことかもしれませんが、会社員時代の『苦悩』、それは主に人間関係なのですが、会社への貢献(会社での自分の存在意味?)、業績、上司との関係、部下のマネージメントなど、が一気になくなりました。
要するに、今まで自分の中で大きなウエイトを占めていたものがいとも簡単に消滅したわけです。
『ああ、自由になれた』と思うと同時に、大きな隙間ができました。
それで、一年たって、やっと、それが埋まったかな、と思うようになりました。逆に言えば、この一年間は落ち着かなかった、ということで、大学を出てから、ずっと会社員をやってきて、その”くびき”から脱するのは大変なことだとわかりました。
会社員時代は、毎月、一定額の給料が振り込まれ、所得税や住民税も会社で天引きされて、あと健康保険や厚生年金とかも優遇されていて、非常に安定した生活だった、そんなことも改めて思いました。
で、今の自分。
フリーの技術コンサルとして、週の半分くらい働いています。ほぼセミリタイア。
収入は月によって変動するのですが、日々の生活費が賄える程度です。でも、フリーランスの初年度としてはまずまずかな、と思っています。
これが、かつて自分が思い描いていた姿かな。
でも、今、獲得できた自分の時間がなんとなく流れてしまっている気がしてならない。
会社のためではなくて、自分のために時間を使う、そこに慣れていないようです。
まだ、会社員の”くびき”から脱し切れていないのかも。
あと、もっと自分の事業を大きくしてゆくべきじゃないのか、とも思います。
そうなるともうセミリタイアではなくなってしまうのですが。
コロナ禍が落ち着いてくる来年に向けて、いろいろ考える時期かな。
会社を辞めて一年(終わり)