Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

ロシアと中国

Akiです。

 

連日、テレビでは、ウクライナ戦争の話題でもちきりですね。
それをずっと見ていて、ロシアと中国の共通性、それは背筋が寒くなるようなものなのですが、を、ふと感じました。

 

ロシアの兵士の一部は、民間軍事会社ワグネルの傭兵なのだそうです。それも、刑務所から囚人を連れてきて戦わせている。

 

その昔、

モンゴル帝国のチンギスハンの時代、12世紀の後半。
中国の北のモンゴル高原から勢力を拡大し、西は、ハンガリーにまで至る大帝国が構築されました。その大遠征の途中、サマルカンド(今のウズベキスタンにあるシルクロードのオアシス都市)攻略では、

・・・捕虜を矢面にして戦わせて逃げる者あれば容赦なく背後より射殺した。モンゴル軍の攻撃は、苛烈を極め、巨大な石が、雨あられのごとく投石機によって打ち出された。それらは城壁を壊し、中にいた人々を無惨に押し潰した。結局、1年は持ちこたえられると思われたサマルカンドは、わずか5日で陥落し、わずかな工芸職人を除き、70万の全住民は、男女、子供問わず、皆殺しにされたのである。 またこの時、ブハラ市の大守だったイナルチュクは生け捕られ、煮えたぎる銀を目と耳に注ぎ込まれて殺された。・・・・

世界の4分1を支配した男】元の初代皇帝フビライ・ハンとは ...

 

それと、13世紀、いわゆる元寇についてです。
モンゴル帝国の末裔の国の一つである「元」が朝鮮の高麗を従え、日本に来襲しました(日本の鎌倉時代の話ですね)。
元;モンゴル帝国の後裔の一国であり、中国本土とモンゴル高原を中心領域とした王朝

 

・・・1274年10月5日、元軍は対馬の小茂田浜(こもだはま)に襲来。元軍は上陸後、宗資国以下の対馬勢を破って、島内の民衆を殺戮、あるいは捕虜とし、捕虜とした女性の「手ヲトヲシテ」つまり手の平に穴を穿ち、これを貫き通して船壁に並べ立てた、と・・・

 

残虐の限りを尽くしたのです。

 

しかし、この元寇の兵士は指揮官だけが元の人で、そのほかは元が征服した高麗や南宋の民衆たちだったそうです。

 

このモンゴル帝国の末裔には、当然、中国が含まれ、そしてロシアも丸ごと含まれるのです。

 

そして、今、ウクライナで戦っているのは、実はロシアの囚人、それとその残虐性が、かつてのモンゴル帝国を想起させます。ロシア人に刷り込まれているモンゴルのDNAが行動をおこさせている、そんな気もしました。

いわゆる”タタールのくびき”ですね。

タタールのくびき:13世紀前半に始まったモンゴルのルーシ侵攻とそれにつづくモンゴル人(モンゴル=タタール)によるルーシ(現在のロシア・ウクライナベラルーシ)支配を、ロシア側から表現した用語である。現在のロシア人などの祖先であるルーシ人の、2世紀半にわたるモンゴル=タタールへの臣従を意味するロシア史上の概念

 

でも、ロシア人以上にモンゴル的なのは、おそらく中国であろうし、ロシアがウクライナに仕掛けていることなど、ごく当たり前のことで、過去も、今も、中国はチベットウイグルでやっている。

 

独裁的な国家が成立し、残虐なやり方で支配を進めてゆく、それがロシアと中国であり、その源は、モンゴル帝国なのではないか、と思ったのです。

そして、今も、それは変わってなくて、同じようなことを平然とやる意識が残っていて、特に、超大国となった中国が台湾付近でやりかねない、

 

そんな恐怖を感じるのです。

 

ロシアと中国(終わり)