日本の将来を憂うAkiです。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で内閣支持率が急落し、10月21日に任期満了となる衆院選を戦うためには自身の退陣も含めた人心一新が必要と判断したとみられる。菅内閣は約1年で終わることとなった。首相は不出馬の理由について、新型コロナウイルス対策に集中するためと説明した。6日に実施を予定していた党役員人事は見送る・・・という話です。
https://www.iza.ne.jp/article/20210903-JS2SB3Q3OBPD3MDEZPD6PDXY2Y/
この突然の退陣に対する与野党の反応です。
【自民党】
二階俊博幹事長「考えに考えた末の決断だと思う。総裁の考えをみんなで受け入れ、今後の党運営に対処したい」
下村博文政調会長「驚いた。ただ、ぎりぎりの判断をした。トップとしての厳しさ、孤独の中での決断には敬意を申し上げたい」
森山裕国対委員長「近くで1年間見てきて、いかにコロナ対応に命を懸けて取り組んできたか、よく分かっている」
安倍晋三前首相「昨年、私が体調不良で急に辞職することになり、国民の皆さまにご迷惑をお掛けする中、本当に立派に務めてくれた。後を継いでくれた首相に感謝している」
岸田文雄前政調会長「この1年間、新型コロナ対策に休みなく取り組んできた努力に心から敬意を表したい。首相の思いも受けとめ、国民の安心安全につなげるため、総裁選にしっかりと取り組みたい」
高市早苗前総務相「新型コロナ対策に一生懸命、取り組む思いで出馬断念された。国民のためを思う首相に心から敬意を表する。(昨年の総裁選で)私も一票を投じた。敬意と感謝を申し上げ、一生懸命お支えする」
石破茂元幹事長「全身全霊で休みもなく、働いてきたことに心から敬意を表したい。大変な決断だったと思う」
【公明党】
山口那津男代表「大変驚いた。今日のようなことになるとは全く予想していなかった」
【立憲民主党】
枝野幸男代表「国民生活への喫緊の対応が政治に求められている中で、こうした事態に至り、怒りを持って受け止めている。首相は無責任で、こうした状況を作った自民党全体に政権を運営する資格はない」
安住淳国対委員長「新型コロナ感染者が全国で増え、重症者が増え、亡くなる人が増えている中、大丈夫なのか。自民は今から、選挙で人気のある総裁を選ぼうと血道を上げるのだから、本当に信じられない」
【共産党】
志位和夫委員長「首相の政権投げ出しという事態となった。こんな政治はもう我慢ならない、という国民の世論と運動に追い詰められた結果だ」
【日本維新の会】
松井一郎代表(大阪市長)「実務派だから、政局の騒動に嫌気がさしたのではないかと思う。不出馬となって、落ち着いて新型コロナ対策ができるのではないか」
【国民民主党】
玉木雄一郎代表「突然のことで驚いた。緊急事態宣言の真っただ中にコロナ対策の最高責任者が辞意を表明したことは異常事態だ。事実上、コロナ対策の失敗の責任を取った形だ」
【社民党】
福島瑞穂党首「驚いている。現在、コロナ感染が広がっている。山火事が燃え盛っている中、『ちょっと僕、辞めます』と逃げるのは本当に無責任だ」
おおむね、与党は「決断に敬意」、野党は「無責任、政権運営の資格なし」と批判、という状況ですね。
自民党は、さすがに自党の総裁のことなので、今までよくやってくれた、今回、よく決断してくれた、ということでしょうね。一方の野党ですが、無責任、政権運営の資格なし、といつもの一方的な、決めつけ批判が目立ちますね。立憲、共産、社民など。ただ、維新と国民民主は若干ニュアンスがちがうようも感じましたが。
しかし、当たり前の与党批判を繰り返す野党、
その言動は、批判のための批判でしかない、といつも思います。
政権を運営し、実行する側(与党)を口汚くののしる姿。
へきへきです。
でも、今回の菅さんの退陣。突然でしたね。
コロナ対策に専任したい、と言ってましたが、それだけ、今の日本は危機的な状況にあるということかもしれません。
安倍さんがもう一度、やってくれればいいのに。
菅首相退陣(終わり)