日本の将来を憂うAkiです。
9月16日に菅内閣が発足して以来、4か月です。内閣発足時のキャッチフレーズとして「自助・共助・公助、そして絆」を掲げ、「国民のために働く内閣」として、内政では、ポストコロナ社会を見据えたデジタル庁新設や全世代型社会保障制度の構築など、外交・安全保障面では、自由で開かれたインド太平洋の推進(自由と繁栄の弧)などを、主要政策として掲げました。
発足時の支持率は70%近くで、驚異的な高さでした。安倍さんの路線を継承しつつも、新鮮であることが受けたように思います。
しかし、それから4か月。支持率は40%を切りました。
急落しています。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、「GoToトラベル」停止や緊急事態宣言などのタイミングなどに対して政府の対応への不満が高まっているためと言われています。
コロナが収まらない。
生活もじわじわと厳しくなってきて、もう我慢できない。
そのいらだちや怒りが政権に向いている。
そんな気がします。
菅さんのスタイルは、いつも言葉少なで、冷ややか、クール。
幾分、シニカル。
それが持ち味なのですが、今は受けない。
コロナで大変で、先もどうなるかわからない、だから不安。
その不安に寄り添ってくれる、やさしい言葉、力強い言葉がないからです。
多分、やることは、やっているのでしょうけど、それが見えにくい。
TVでよく見る、コロナ担当の西村経済再生大臣。
一生けんめい、とか、鋭意とか、あるいは、きちっと、とかの言葉が多い。
この言葉を聞くと、自分はがっかりします。
それは、話の内容に具体性が乏しいことの証左だからです。
新政権が発足してまだ4か月。
でも、早めに選挙をやって、勝利して、菅さん本来の働きができるよう祈っています。それが日本の為だと思うので。
菅内閣のこと(終わり)