世間の関心は、菅さんから離れ、次の首相は誰になるのか、に集まっていますが、自分としては、わずか1年の政権担当でしたが、菅さんが行ってきた政策の成果に注目したいと思います。
関連して、いくつか、記事がでてました。
・・・新型コロナウイルス禍の長期化を予想できず期待された景気の「V字回復」には失敗したが、携帯電話料金の値下げなど消費者に身近な個別政策で一定の実績を上げた。一方で、看板政策に掲げた脱炭素化やデジタル化などは道半ばのまま政権を去る・・・これは保守系の産経新聞ですね。
・・・菅首相については「個人的には評価しておりまして、ワクチンを優先的に確保できたのは、素晴らしい政治的な成果だと思いますし。後期高齢者の医療費を1割から2割に上げたりとか、携帯電話の料金を下げたりとか、公約はほとんど実行できている。歴代首相の中では非常に優れた首相だったと思っております」と、その功績を称えていた。・・・これは、ホリエモンの談話。
・・・「脱炭素宣言、デジタル庁、携帯料金引き下げ、ワクチン加速。この成果が十分評価されず辞任に至ったのは、単なる説明不足を超えて大きな理由がある」と菅政権の功績を称えた上で、辞任に至った理由を分析。それは「医療に関する鉄の三角形(厚生ムラ)を崩せなかったことだ」・・・これは竹中平蔵氏の言葉
内閣支持率を見ると、発足当初は60%を超える数字だったのですが、直近では30%台。低調だったのは事実ですが、一年トータルで見れば、支持、不支持は拮抗しているということだと思います。
事実、Yahoo検索で件数を見てみると、以下の結果でした。
過去一年間のYahoo検索件数;
(検索ワード)菅内閣 評価;(件数) 約94,800件
菅内閣 批判; 約90,700件
ほぼ、評価と批判は同数で、どちらかと言えば、評価が上回っているということのようです。
これが、実態。
政権末期になると、支持率が低下して、その状況をおおげさに報道したり、あるいは政権そのものを叩く動きに目が行きがちなのですが、
この一年、コロナで大変だったけど、菅内閣は、まずまずよくやった、ということだと自分も思うのです。
菅内閣の成果(終わり)