最近、ブログをさぼりがちなAkiです。
でも、べトナムにいる彼氏とはあいかわらず、チャットしていて、日々のベトナムの暮らしや深刻なコロナ禍のことを聞いています。
そんなベトナムも含めて自分が好きなアジア・・・
その好きなアジアの一角に、海にこぼれおちそうな、狭い土地に、人々がひしめき合って生きてきた『香港』があります。
今までも、その香港について何度か書いてきました。
今回は、これからの香港についてです。
民主化を求めた若い人たちの抵抗は、もうありません。
今は、ビジネスをする場所としての香港から去ろうとする企業が目立ってきている。
そんな記事です・・・
米国企業の42%が「今後香港を離れる意向」があり、そのうち48%の企業が「今後3年から5年以内に離れたい」と回答したという。また、香港から離れる理由では「新型コロナウイルスの感染拡大」が49%だった一方、「香港国家安全維持法」は62%にも上った。一方、日本企業は67%あまりが香港国家安全維持法に懸念を示し、そのうち15%が「大いに懸念している」と回答した。また、34%が香港拠点の縮小や撤退、統括機能の見直しを検討していると回答した。しかし、半数近くの企業は香港での経済活動はこれまでと変わらないと回答している。・・・・
これは、米国と日本の中国に対する立ち位置の違いで、数字に違いが出たものと思われます。米国企業が離れた香港は、もはや中国の一地方都市と考えるべきで、ビジネス上のメリットがほとんどなくなってくる。そうなると日本企業も悠長なことを言っていられず中国の中の香港、という意味をシビアに考えることになるでしょう。その結果、おそらくは撤退が妥当という結論に落ち着くように思います。
香港その後(終わり)