Akiです。
ずっと前のことですが、アメリカを旅したことがあります。
仕事ではなく、まったくのプライベートな旅行です。
行った先は、西海岸。
ロスアンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコなどです。
ロスアンゼルス;
ハリウッド 、ビバリーヒルズ 、サンタモニカ、ディズニーランド
・・・一応、行きました。
でも、自分がいいな、と思ったのは、オルベラストリート。
ダウンタウンにあるユニオン駅からアラメダストリートを渡った徒歩約5分のところにあります。17世紀後半に集落が作られ、ここはロサンゼルス発祥の地とされ、このあたりはロサンゼルス・エル・プエブロ歴史史跡となっているそうです。
ユニオン駅 ※ネットからの引用
オルベラストリート ※ネットからの引用
ラテン系のメキシコ人が多く、食事もおいしい。
ユニオン駅から、この一帯の空気は、他とは違う。
メキシコ、スペインの香り、そして人懐っこさ、暖かさ、明るさを感じました。
それは、非アメリカなるもの、のような。
その夜は、ロスアンゼルスのダウンタウンのホテルに泊まったのですが、深夜、パトカーや救急車のサイレンが鳴り響き、薄ら寒い気分になったものです。
こちらは本当のアメリカかな。
サンフランシスコ;
ロスからバスでサンフランシスコへ。
市内ツアーに参加して、そこそこ見て回りました。
それほど古くはないのですが、歴史を感じることができる街ですね。
サンディエゴ;
もう一つの街、サンディエゴは、ロスの南の港町、軍港です。
日本の護衛艦がたまたま停泊していて、船内を見学することができました。
艦内は夕食のカレーの匂いがぷんぷん。お腹がすきました。
そして、日本の自衛官たち、立派でした!
あと、ここは日系人や韓国系の人たちが多いですね。
街を歩いていて意外と声をかけられました。
西海岸を旅して思ったのは、アメリカというのはわかりにくい、ということかもしれません。
アメリカなるもの、が見当たらない。
数多くのアジア系移民。
あるいはラテン系の人たち、アラブ系の人。雑多な民族がいます。
そして、その人たちには独自の文化や習慣があって、その中で暮らしているのです。
また、勤勉な人もいるし(韓国系のレストランに入りましたけど、一生懸命働いていました)、一方、勤勉とは、ほど遠い、路上をうろつくような人もいました。公然と小銭を要求する輩もいました。民族だけでなく、生活スタイルや態度でも、両極端が混在しているようでした。
ある意味カオスなのですが、でも、全体からすれば超先進国で経済規模は世界一。
掴みどころがなくて、自分にとって苦手な国かも、そんな印象を受けました。
でも、巨大なアメリカ、ちょっと旅したくらいでは、わかりませんね。
アメリカ東海岸はまだ行ったことがありません。
ニューヨーク、ボストン、ワシントン・・・
『アメリカなるもの』を見て、うなずくためには、いつか行くべき場所だろうと思っています。
アメリカの旅(終わり)