ゲイのAkiです。
ゲイのカミングアウトについてのまったく個人的な意見(私見)を書いてみます。
ベトナム人の彼氏も自分もカミングアウトしていません。彼氏の場合、ゲイの友達もいないそうです。
Akiも同じで、ほとんどゲイ友はいません。カミングアウトについて彼氏の話を聞くことはあまりないのですが、親、兄弟、友達にも一切言っておらず、だからと言って、そのことで別に悩んだりしている気配もありません。こっそりとゲイアプリをやっていたらAkiが目について付き合い始めた。それだけのようです。
自分も同じようなもんですね。ゲイであることをあえて公表せず、仕事や生活をしています。正直、ゲイであることを公表することで、今までの関係がおかしくなることを恐れています。今までの生活を壊されたくないということです。別に親しい友達とかには言ってもよかった、のかもしれませんが。そんな勇気はないし(要するにビビリなんです)、ゲイであっても生活や仕事は十分できていて、言う必要もなかった、というのが実態ですね。それにゲイが人生のすべてでもないし、楽しいこと、おもしろいこと、仕事とか趣味とかは別にゲイであろうかノンケであろうが同じなんですから。
それでなんとなく折り合いをつけて、今までやってきたということです。
それでいいかな、と思います。
要するに別にカミングアウトしなくてもいい、ということです。
ノンケに生まれたとしても自分は平凡な人生を送っていると思います、ほぼ今と変わらずに。ただ、女性とは結婚していたかもしれませんね。でも、ゲイとして生まれたのでそれはできないことです。それで、それ以外は平凡な人生。
それで十分です。
ベトナム人の彼氏は、どうかな? たまに親戚から『結婚しないの?』とか言われて困る、みたいな話はしていましたが。『その時は何気なく話題をそらしてるよ』、と彼氏は言ってました。これは ”ゲイあるある” の万国共通の話ですね。
でも、彼氏は世渡り上手なので、そのことであまり悩むこともないようです。
たぶん、自分たちはカミングアウトもせず、普通の人として普通に暮らしてゆくことになると思います。それは、普通の人間として知識を高め、人としてのスキル、人格を高めてゆくことでもあると思っています。
それで十分。
逆にカミングアウトして面倒なことがおきる方がよっぽど無駄。
俺と彼氏はそんな人生でいいのです。
そういえば、今は亡きゲイブロガーのJackさんはそのブログの中でのこんな言い方してましたね。
『たかがホモに生まれたくらいでくよくよするんじゃねえ!』
ゲイであることや、カミングアウトするかしないかを悩んで過ごす時間より 、いろんなことを勉強して、経験して、楽しく、おもしろく、それでいて、ときどき悔しがったり、悲しんだり、泣いたりしてすごす時間の方がずっと価値があるとAkiは思うのです。
カミングアウト私見(終わり)
※あくまでも個人的な意見です。