日本人ゲイのAkiです。
夏休み(2019年8月)にベトナム人の彼氏のTuに会いに行きました。AkiもTuも旅好きなので、今度はどこに行こうか、二人でさんざん考えました。Tuは外国ではなくベトナム国内を旅行したいようだったので、ハノイから比較的近い、サパ(SAPA)か、タムダオ(TAM DAO)が候補にあがりました。サパは、ベトナム北部で中国国境に近い高原で列車かバスで6~7時間くらい、一方、タムダオも北部の高原なのですがタクシーかバイクで2時間ほどです。
(サパの棚田と少数民族) ※ネットからの引用
(ベトナム北部の地図) Sapaは中国国境に近い ※ネットからの引用
どちらもベトナムの避暑地です。最近、ハノイは猛暑でTuはへきへきしていたようで、南部へ行こうとは言いませんでした。Akiも高原で涼むのもいいかなと思ったのです。暑い日本を離れてベトナムで涼むというのは少し変な気もしましたが。それと、もしサパに行き先が決まったら、ハノイから寝台列車で行くことになるので、狭い寝台で二人で抱き合って寝て、ロマンチックな旅ができる、とAkiは勝手に思いました。しかし、問題はTuが休暇をとれるかです。最近、彼氏は忙しくなって出張とか多くなってきています。Akiの長期連休にいつも合わせてくれるのですが今回は怪しいのです。
でも、間もなくTuから連絡がありました。
”Aki、休暇がとれたからサパに行こう、決定だよ”
おおおおお、本当?、やったね!、憧れのサパ!
”今回は僕が全部アレンジするから。ベトナムではベトナム人の僕の言うことを聞いてAkiはただ僕に付いてくればいいんだよ”
ということで彼氏のTuと一緒にベトナムのサパに行くことに決まりました。2019年8月12日から17日まで、サパ2泊、ハノイ1泊、車中2泊の旅です。AkiもTuもサパは初めてです。棚田が広がる高地、ベトナム最高峰のファンシーパン山(標高3143m)、少数民族(赤ザオ族、黒モン族、花モン族、ザイ族)が行き交う中国国境の町。見どころ満載です。また、平地のベトナムにはない、エキゾチックさも旅心を誘います。彼氏のTuも浮き浮きしているようです。今度の旅行でTuと会うのは10回目、そして愛し合って4周年となります。記念の旅です。
さあ、旅に出かけましょう。
ベトナムの旅(サパ)(1) つづく