日本人ゲイのAkiです。
彼氏がベトナム人で北部の出身です。それで、ベトナムの北と南の気質についてふと気になったのでネットで調べてみました。
北のハノイは東京、南のホーチミン(旧サイゴン)は大阪と考えればいい、と日本語のネットにでてました。ざっくりすぎてよくわかりません。
それで、おのおのの気質について、ネットで書かれていることをいろんなところから抜き書きして比較してみました。
(北)ハノイ:真面目、常識人、他者とのスキンシップが少ない、頑固で人当たりが冷たい、成果主義、お金に厳しい(拝金主義的なところがある)、個人主義、勤勉で真面目、我慢強く、忍耐力があり、チームワークも得意、無愛想なところがありながら一度、仲良くなると長く付き合える。
(南)ホーチミン:大らか、行き当たりばったり、商売上手、スキンシップが激しい、おおらかで人懐っこい、楽観的、お金や時間に比較的ルーズ、個人よりも家族や友人・知人との関係を大切にする、熱帯特有のオープンな性格であり、誰とでも、初対面の人とでもすぐに仲良くなれる、楽観的で非常に明るく、おしゃべりであり、親切心がある。
なんとなく違いがわかりました。彼氏はハノイ近郊の町の出身なので北の気質を受け継いでいるはずです。勤勉で真面目、チームワークも得意というところはあたってると思いました。だけど我慢強くはないですね。毎年転職してるし。でも、無愛想なところがありながら一度、仲良くなると長く付き合える、というのは納得です。もう4年も付き合ってますし、あたりまえですがAkiは彼氏を深く信頼してます。
彼氏と知り合う前、ベトナム南部を旅行しました。雄大なメコンデルタを見て感激しましたが、感覚的にはしっくりきませんでした。ベトナム南部の人と話してもやたらと話すスピードが速くて(英語ですけど)、困惑しました。その点、ベトナム北部出身の彼氏とは、初対面のときから、ゆっくり話すことができ、落ち着いた楽しい時間を過ごすことができました。なので、Akiの性格(典型的な日本人タイプ)は南部より北部の方が合っているようです。
で、ベトナムの北と南の違いについて彼氏にも聞いてみました。
南は、今日5ドルあれば使ってしまう。明日になればまた5$稼ぐからいい、と考えるそうです。要するにEASY TO LIVE。一方の北は、今日5ドルあれば、明日の為に使わずに貯めておく、だそうです。また、北は中国の影響を受け、南は依然としてアメリカ文化の影響が残っているそうです。だから、南のホーチミン(旧サイゴン)の方が北のハノイより経済活動が活発なのだそうです。日本語のインターネットの説明よりもはるかにわかりやすく答えてくれました。
Akiの場合、今日5ドルあれば、貯金する方なので、やっぱり北の気質に近い。
ベトナムの北と南、人にもよるのでしょうけど、北の人間である彼氏と付き合って、北のハノイに住むのが、やはりAkiにとってはいいようです。
それと、日本のネットに出ていた『ハノイは東京、ホーチミン(旧サイゴン)は大阪』の例え。微妙です、間違ってはいないと思いますが、当たらずとも遠からず、といったところでしょうか。
ベトナムの北と南(終わり)