日本人ゲイのAkiです。
秋ですね。
日本には四季があって、その四季のおかげで、抑揚やメリハリのある一年を過ごすことができて、また、その四季の中には起承転結があって、泣いたり、笑ったりの日々があるようにAkiは思います。一方のベトナム、彼氏はベトナム北部のハノイに住んでいます。やっぱり、ハノイも今は秋です。彼氏によれば、ひところのじめじめした暑い日々が遠のいて、すごしやすくなったとのことです。
そのあとは冬、春、そして暑い夏。
南国ベトナムですが、ハノイにも四季があるのです。ただ、ハノイの春は雨が多くていやな季節のようですが、それでも日本と同じように、四季がある一年なのです。
一方、南のホーチミン(サイゴン)には四季がありません。よく言われるのが、サイゴンには、HotとHotterしかない。要するにいつも暑いということです。
ベトナムの北と南では気候がまったく違うのです。やはり、日本人であるAkiは、四季がはっきりしているハノイに親しみを感じます。
”ハノイで一番過ごしやすいのは9月だよ” と、Tuが言います。
Akiが知っているハノイは12月、5月、8月です。12月は半端なく寒い。5月はまだ雨季の名残りがあって蒸し暑い、8月はもっと暑い。やはり9月のハノイに行ってみたい、と思います。
さて、日本。朝、晩はちょっと肌寒く感じるようになりました。そんなとき、彼氏がいたら、その肌寒さもまったく違うだろう、とつくづく思います。
『秋深し 人恋しさの 月夜かな』 by Aki
秋深し(終わり)