日本人ゲイのAkiです。
最近、スマホを変えました。auのお店に行って新しいスマホを受け取って、古いスマホからデータ移動などもやってもらいました。対応してくれたのはベトナム人の女性店員、Nhanさんです。Akiが住んでいるのは、それほど大きくもない地方都市なのですが、最近は外国人の姿が目につきます。以前はブラジル人が多かったのですが、中国、韓国、ベトナム人などが多くなりました。それにつれて普通のお店でも外国人をターゲットにするようになり、Nhanさんのように日本語、ベトナム語が話せる人を配置するようになったようです。
（ａｕの店舗、看板にはベトナム語が話せますと書かれてます）
Nhanさん、どこから来たの？ とAkiが聞くと、
”どこからだと思う？ とNhanさん
ずばりベトナムでしょ
”すごい、よくわかったね、だいたい中国とかタイとか言われるのに”
（Nhanさん、少し感激してました）
ベトナムから日本に来て働くのは大変だね
”まあね”
給料どれくらいもらっているの？
（ベトナムでは給料を聞くのはごく普通なのでAkiもずうずうしく聞いてみました）
”少しね”
はっきり言いませんでした。意外です。
おかしいな、ベトナムだとずばずば聞かれるし、相手も聞けばすぐ答えるのに。
ということは、かなり日本の社会に馴染んでいるということであり、Akiの質問は少し失礼だったかもしれません。
でも、Nhanさんは親切で写真画像の移動も面倒くさがらずにやってくれて、たくさんあった彼氏の写真も無事移動できました。
最近ベトナム人の来日者数が急増しており、２０１８年はなんと４０万人。また、日本で就労しているベトナム人の数は２４万人で全体（１２８万人）のうち１９％を占めるそうです。でも、そのほとんどが技能実習生として単純労働に従事しているようです。
ベトナム人彼氏のTuに聞くと、
”僕のいとこも埼玉で働いているよ”
”でも日本に行くのはWorkerだけだよ”
（やはりベトナム人は単純労働者として日本では働いているようです）
Tuも日本に来て働けば？ とAkiが言うと、
”僕はWorkerじゃないから、日本には行かない”
Tuは有名大学を出ていて、仕事も ”お金、お金” と言いながら、将来、目指すものがあるのです。なのでWorkerではお話にならないのでしょう。今は、ベトナム人は技能実習生としてしか働けないかもしれませんが、近い将来、優秀なエンジニアかビジネスマンが来日して、働くことになると思います。その中に彼氏のTuもいるかもしれません。その日をAkiは楽しみにしています。
でもAkiがベトナムに行って働くことになるかもしれません。
その時は、『ベトナムの日本人』、そんなブログを書いてみてもいいかも、と思っています。
日本のベトナム人（終わり）
