Akiです。
ベトナム人彼氏について今までも何回か書いています。
今回も彼氏のことです。
彼氏はマンガ好きです。
(ホテルの部屋で朝からマンガを真剣に見る彼氏)※最近、お腹のあたりが…
ベトナムでも朝の早い時間帯には、幼児向けのマンガ番組があるのですが、それを真剣に見ています。TVはあまり見ない人なのですが、マンガとサッカーは別です。それで彼氏は『ドラえもん』が大好きです。ガンダムではなく、ドラえもん。ベトナムでは、日本のマンガは大人気で、そこから日本という国に興味を持つ人が多いです。特に、彼氏のTuの年代だと日本の影響をかなり受けているようです。もっと若い世代だと、K-POPとかドラマの影響で韓国に親しみを感じる人もいるようですが。
ある時、Tuに聞いたことがあります。
”初めて、SNSでチャットしたときAkiのことをどう思った?”
『わあ、日本人だ!、友達になりたい!』と思ったそうです。
まだ、東南アジアでは日本ブランドが健在なのでした。最初に何回かデートしていても、Tuにとって彼氏が日本人であることは楽しいことのようでした。
Tuが言います。
『Aki、そのお腹、もっと大きくならない?』
”え?” (Akiは少しふくよかなのです、デブではない)
”いやいや、もっと痩せなきゃ、と思ってるし”
『そのお腹の上で、寝たい!』
”あの、もしかしてTuは、俺のことをドラえもんだと思っていない?”
『あ、わかったあ?』
Tuは、日本のマンガが好きで、ドラえもんが好きで、ドラえもんみたいな日本人を探していたのでした。要するに、Akiと付き合う経緯は以下のようだったのです。
マンガ好き⇒ドラえもん⇒日本⇒彼氏さがし⇒Aki
そういえばTuは眼鏡をかけていてのび太そのものです。かくして、Tu&Akiのカップルが誕生したのでした。しかし、Akiはせっせと減量に取り組みます。決してTuの望みどおりのドラえもんには意地でもなりません。
付き合い始めて4年半。ずっとチャットしたり、デートを重ねてゆくと、ベトナム人だからとか、日本人だからということはあまり関係なくなってきました。
この人ならずっとやっていける、と思うようになってきています。
彼氏のこと(5)終わり