Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

お金の話

日本人ゲイのAkiです。

 

彼氏がベトナム人なので、ベトナムには何度も行ってますが、いつも居心地の良さを感じます。その理由の一つは日本と比較して物価が安い、ということです。安い、というのはあくまでも円換算した場合で、日本人にとっては安いということです。ベトナムの最高額紙幣は50万ドン(2500円)なのですが、これが現地では一万円の感覚なのです。ですので日本人目線では物価は1/4くらいになります。また、ちょっとした買い物をする際、50万ドンを出すとおつりが大変になるので、少し気が引けます。日本で一万円を出す場合と同じ感覚です(あくまでもAkiの感覚なのですが)。

 

f:id:TuAki:20190608064430j:plain

ベトナム紙幣) ※ネットからの引用

そして、ベトナムのインフレ率は5%くらい、一方、日本のインフレ率は約1%だそうです。ということは物価は15年たつと、ほぼ2倍。また、その頃にはベトナムの国力が増し、ベトナムドンの対円レートも高くなっているでしょうからほとんど日本とベトナムの物価は同じになっているかもしれません。なので残念ながら日本人が享受できる居心地の良さは一時的なものとなるでしょう。一方、対する給与の伸び(昇給率)ですが、ベトナムは7~8%、日本は約2%です。日本と比べてベトナムは約4倍です。うらやましいと思うのですがベトナム都市部での物価上昇は激しく、生活はそれでも厳しいようです。日本の昇給率は2%なのですがほとんど実感はありません。その分、物価も安定していますが。

また、銀行の金利ベトナムでは6~7%、日本は、ご存じのとおり0.001%です。その差はなんと6000~7000倍!、この6~7%の金利は今の日本では考えられません。かなり魅力的です。それで、Akiは彼氏のTuに頼んで二人の銀行口座をベトナムにつくることを目論んでいます。せっかくベトナム人の彼氏ができたので、ベトナムに口座を開設して、日本では考えられない額の利子をもらってベトナムでの旅行費用を稼ごうとたくらんでいるのです。

Tuにそのことを相談してみると、

”口座の開設は簡単にできるからやってもいいけど、
だけど、ベトナムドン(VND)が暴落しても知らないよ”

まずは、ものは試しなのでやってみようと思います。100万円預ければ年間7万円の利子、1000万円預ければ年間70万円の利子がもらえます。ハノイでは年間70万円あれば暮らしてゆけます。夢の利子生活が可能なのです。それに彼氏もいるし、ベトナム移住はAkiにとって魅力なのです。好きな本を読んだり、絵を書いたり・・・そんな生活もいいかも、と考えたりします。また、仮にVNDの価値が下がって日本円換算で預金が目減りしたとしても、そのお金を二人の生活費としてベトナムでVNDのまま使えばいいだけです。

しかし、これはベトナムでインフレがそれほど進まない、という前提なのです。もし、インフレが急ピッチで進むと、最初に預けた1000万円のVNDが、あっと言う間に半分の価値しかなくなってしまう可能性もあるのです。

そう考えると利子での生活も危ういのかもしれません。やはりインフレを考えるとハノイでマンションを買った方がいいかもしれない、とも思います。買ったマンションには二人で住めばいいし。

彼氏と一緒に住むことを考え始めると、いろいろと現実的な問題が頭の中に浮かんできます。住居のことや、電気、ガス、水道費とか、毎日の食事とか、隣近所の付き合いとか、ベトナムでやってゆけるのかしら、と思います。

とりあえずは、次にハノイに行ったときに銀行口座を作ってみようと思います。
当座の旅行費用やベトナムでのお小遣いのためです。

少しづつ、ベトナムでの生活をシミュレーションしてみようと思います。

お金の話(終わり)