ベトナムに彼氏がいるゲイのAkiです。
神主さんが書いているブログ。
神社が好きなので読者になってます。
そのブログで最近、同性愛、同性婚について書かれてました。
ふうううむ。
俺たちのことね、
詳細は記事を読んでいただければいいのですが、
神主さんのお考えはおおよそ以下かと思います。
・「同性婚は認めない」のはなく「同性愛に結婚が必要ない」
・制度上に生じる問題(財産・医療・保険)の解決は、「養子縁組」という制度を上手く活用して欲しい。
・そうすることで、自分たちでオリジナルの生き方を作り上げる方向へ意識を向け、柔軟にライフスタイルを創造して欲しい。
それが少数派の使命。
そして、「結婚」ではなく、「繋縁」(けいえん)ではどうか。
これは、男性同士であれ、女性同士であれ、本当に分かり合い、人生の時間を共に過ごしたいと決意した2人の「縁」を「繋ぐ」という意味。そして、この「繋縁」には「養子縁組」がセットとなるべき
・・・・・そんな意見ですね。
それに対する当事者(ゲイ)である自分の意見;
まったくの個人的な意見ですが、まず、ゲイであることで法律的な恩恵が欲しいとは思いません。なので、同性婚が認められることをそれほど強く望んではいません。もっと、はっきり言えば、ほっといてくれ、ということです。前にも、書いたのですがゲイである前に、人間だし、日本国民なので、すでに権利は与えられている。その範囲内で世の中に貢献すること、そしてそのために、スキルを高め、仕事をしてゆく。
なので、ゲイであることは、その個人を構成するもののうち、ほんのごく一部でしかない。
だから、同性婚の意義、
自分にとってほとんど意味を感じない、というのが正直な気持ち。
結婚に相当する?パートバーシップ制度が日本の自治体で始められて5年だそうです。
その間、1300組以上のカップルに証明書が発行されたそうです。しかし、よく調べてみると、この1300組すべてが同性カップルではなく、事実婚の異性カップルも含まれているそうです。だとすると同性カップルによる申請はこの半分くらい?
このパートナーシップ制度の利用、
ぜんぜん問題ないし、いいと思うのですが、自分がやろうとは思わない。
最近、ダイバーシティー、LGBTなどの言葉が躍っていますが、これにある種のうさんくささを感じます。個人形成のごく一部である性的指向をクローズアップして、それを大々的にPRする、その不自然さに対してです。
だから、自分は、当事者ではあるのですが、『同性婚』、『ダイバーシティー』、『性的マイノリティー』などという言葉、モノから距離を置いていたい、と思っています。
同性婚(終わり)