Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

LGBTビジネス

ゲイのAkiです。

 

 

 

LGBTビジネスについてです。

電通総研の予測では、LGBTは消費者の8%にのぼることから、日本国内のLGBTだけでも5.9兆円もの市場があるそうです。そして、世界全体の『LGBTビジネス』は100兆円以上の市場規模だそうです。

 

これは、ほぼ嘘だと思います。

 

具体的に新しいLGBTビジネスと称するものをネットで拾うと、こんな感じ。


・結婚式場の紹介サイト運営
LGBT向けに同性でも結婚式を挙げられる式場の紹介や挙式までのサポート業務

・生命保険サービス
生命保険に関して死亡保険受取人を「同性のパートナー」まで拡充。従来、保険金の受け取り人を「戸籍上の配偶者または2親等内の血族」としたものを同居期間など一定の条件を満たしていれば同性のパートナーであっても保険金の受け取りを可能としました。

 ・脱毛サロン
年齢や性別にかかわらず、利用ができる脱毛サロン。従来脱毛サロンは衣服を脱ぐこともあり、女性限定や男性限定など特定の性別に絞ることが多く、そのため自分の望まない対応をされるサロンに行かなければならなかったそうです。

同性カップル向けの挙式プログラム(結婚式場)
式の打ち合わせを他の人と顔を合わせにくい平日夜に行ったり、個室を準備するなどして、プライバシー保護に配慮している。

・同性パートナーを家族としてみなして預金金利を優遇(銀行)
預金金利を優遇する大口顧客の家族の範囲に、同性パートナーを加えたそうです。

・同性パートナーでも死亡保険金の受け取りができる(生命保険)
公的なパートナーシップ証明書があれば、同性パートナーでも死亡保険金の受け取りができる。(火災保険も)

・ゲイ向けのお見合いサイト

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www.bridge-lounge.jp

※個人的にはこのサービスはゲイのニーズにあっていて、新しいビジネスとしてはいいなと思っています。


たしかに、ゲイ向けの結婚式場とお見合いサイトはゲイ向けの新しいビジネスだと思います。でも、これを全部足したとしてもせいぜい数億~数十億。到底、5.9兆円には届きません。LGBTの市場規模というのは、単純にLGBT人口を推定し、その人たちの消費金額を算出しているだけなのです(自分も含めて)。なので、ゲイであっても他の人と同じように以前から衣食住に関する消費はしているわけで、突如としてまったく新しい巨大市場が出現する、というのは明らかに間違いということです。

 

ただ、LGBTの存在を認めるという意味で、LGBTビジネスを掲げるのはいいかな、と思います。

 

でも、それでお金儲けしようとするのはちょっと違うかな。

 

例えば自分の場合、


結婚式場;仮に彼氏と結婚しようとしたときに結婚式場を使うかと言えば、使わない、というか結婚そのものもしないと思います。

生命保険;受取人を彼氏にすることはあるかもしれません。でも、今、もうすでに保険には入っているし、そのために新しく保険に加入することはないと思います。

脱毛サロン;彼氏も自分も行きません

銀行;彼氏を家族とみなして優遇してくれるということならお金を預けると思います。でも、元々、日本の金利は安いからほぼインパクトなし。

ゲイ向けお見合いサイト;彼氏がいなかったらたぶん利用したと思います。

 

なんとなくですけど、ゲイ受けしそうなビジネスはお見合いサイトくらい。
ほかはビジネスのポーズをしているだけのように思います。

 

5.9兆円のLGBT市場、まぼろし以外の何物でもないように思いますが、

さて、どんなもんでしょうか?

 

 

LGBTビジネス(終わり)