ゲイのAkiです。
アイルランドという国に興味があって、ときどき調べています。
レオ・バラッカーという人がいます。
アイルランドの政治家・医師。
父親はインドからの移民、母親はアイルランド生まれ、
ヒンドゥー教の父とカトリックの母の間で、カトリック信仰により育てられました。
統一アイルランド党(フィナ・ゲール)所属の国会議員、2017年から2020年まで首相を務め、また2022年12月から首相に復帰する予定だそうです。
アイルランドの首都ダブリン出身。ダブリン大学トリニティ・カレッジで医学を学んだ。アイルランドでは2015年に同性婚について国民投票が行われ、認められることとなりましたが、その際、バラッカーはゲイであることをカミングアウトしました。
バラッカーは、36歳の誕生日、2015年1月18日のラジオインタビューでゲイであることを公表し、「私を定義するものではない。インド人ハーフの政治家でもなく、医者の政治家でもなく、ゲイの政治家でもない。それは私が誰であるかの一部であり、私を定義するものではない。性格の一部だと思う」と述べました。
"it's not something that defines me. I'm not a half-Indian politician, or a doctor politician or a gay politician for that matter. It's just part of who I am, it doesn't define me, it is part of my character I suppose".
パートナーはマター・ミゼリコルディア大学病院医師のマシュー・バレット。
左がパートナー。右がレオ・バラッカー
アメリカ訪問時、ペンス副大統領夫妻と。
左端がレオ・バラッカー、右端がパートナーのマシュー・バレット。
アイルランドでは同性愛は1993年まで違法だったそうです。それから22年で同性婚が合法化され、24年で同性愛の指導者が誕生したことになります。
インド系移民の子で、カトリックで、ゲイ・・で、アイルランドの首相。
ゲイであること、それは、彼が言う通り、単に一個人の特徴・個性・性格の一部にすぎず、とりたてて騒ぐほどのものではなく、まして、それだけで個人を定義するものでもない
・・・自分もそのとおりだと思います。
で、その個性がなにを成し遂げるのか、どんな貢献をするのか、どう生きるのか、
それがもっとも大事なことだと思うのです。
かなり納得です。
レオ・バラッカー、素敵ですね。
自分もかくありたい!
※あたりまえですが、首相にはなれませんけど。
それと、レオ・バラッカーの存在、
偏見がなくなろうとしている国、アイルランドを表しているように思いました。
アイルランド、やっぱり一度行ってみたい。
アイルランド ~レオ・バラッカー~(終わり)