Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

コロナ以後(2)

サラリーマンのAkiです。

 

 

 

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コロナ以後の世界を考えています。

 

tuaki.hatenablog.com

 

コロナウイルス『人の移動が制限』されています。
単純なことなのですが、人が動けないということで社会は大きな影響を受けます。

どんな影響なのか、考えてみます。

 

人の移動が制限されると・・・

⇒ 外出ができない(必要最低限のこと以外)

⇒ 仕事に行けない、買い物ができない、外食ができない、余暇を外で楽しめない

⇒ モノ、サービスの売り買いができない

⇒ 産業(製造業、サービス業、小売り業など)がシュリンク(収縮)

⇒ モノの生産、サービスの提供そのものが少なくなる

⇒    企業の売上、利益DOWN、

⇒ 雇用の変化、個人収入DOWN

⇒ 消費が必要最低限となる、将来不安からモノを買わなくなる

⇒ ・売れるモノと売れないモノの二極化
  (生活維持のための消費活動、医療活動に関するもの)
    ⇒ 売れるモノの値段は上昇

    ・輸出輸入の減少(生産量が落ち、売れるモノが限られるため)

 

まず、人の移動が制限されることで、経済は大きくシュリンク(収縮)します。リモートワークで一部の業務を続けることができるかと思いますが、以前より仕事の量は少なくなってゆきます。また、実際のモノの製造やサービスの提供が為されなくなるので、それに関わる産業は大きなダメージを受けそうです(自分の会社も含まれます)。そうなると企業価値が下がり、株価も低迷するようになります。そして、体力のある会社だけが生き残り、ある種の淘汰が為されるかもしれません。

 

それで、やはり、不況の到来となるわけですが、同時に生活物資の価格が高騰し、インフレの発生も、ということになりそうです。

 

要するに、不況+インフレ(スタグフレーション)。

 

1970年代のオイルショックでは、日本に石油が入らず、日本でモノが作れない、となってスタグフレーションとなったのですが、今回は、世界のどこでも、人が移動できなくてモノが作れないということになります。

 

それで、どうやってモノを作れるようにするのか、それは国連やWHOがなんとかしてくれるわけがなく、各国の政策に拠るところが大きい、と思います。国単位でしか、コントロールができませんので。しかし、必死に政府が国全体をコントロールしても、経済活動(グローバルな)を再開するとまたウイルスの侵入を許すことになりかねません。

 

なので、国全体をコントロールしてウイルス排除を行ったあとも、その経済活動は極力限定的なものになるかと思います(ほぼ鎖国に近い状態が続く)。なのでGDPは大幅に低下しつつ、そのシュリンクした状態で当面は推移するのではと思います。

 

日本の企業は、海外へ出てゆくことでその存在価値を高めてきました(要するにグローバル化、海外の安い労働力でモノを製造)。でも、今回のコロナ禍で、そのビジネスモデルは意味をなさなくなるように思います。これからは、むしろ逆で、国内での需要に目を向けた、低収益でも成り立つ国内生産が主流になるかもしれません。

 

要するに、国内回帰ということです。

 

コロナ以後(2)(終わり)