Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『歴史』『科学技術』『仕事』そして『大事な彼氏』のこと

ベトナムの旅(ムイネー)

日本人ゲイのAkiです。

また、彼氏に会うためにベトナムに行ってきました。
2018年の8月のことです(去年です)。

彼氏のTuはバングラデシュで働いていましたが、やっとベトナムに戻ってきたのです。
最初は1年ということでしたが、担当するプロジェクトが長引いて結局2年近くのバングラデシュ滞在となりました。その間、チャットを通して連絡をとり、タイやベトナムでデートをしていましたが、やっと母国ベトナムに帰ることができたのです。


さて、ベトナム

ベトナムに帰ってきたTuと話をしました。

今度はどこで会おうか? どこに行きたい?
ビーチに行こうよ、やっとベトナムに帰ってきたのだから、ベトナムの海辺の町でゆっくり過ごしたいけど、どう?


とAkiがTuに言うと、

 

”ああ、いいよ”

”じゃあ、ムイネーに行こう” 
”知り合いが最近行ってきて、すばらしいと言っていたから”

ということであっさりムイネーに行くことに決まりました。

ムイネーはベトナム南部に位置し、南シナ海ベトナムでは東海と言う)に面したリゾートです。ですので、今度はベトナム北部のハノイからバスで行くわけにはいきません。
まずハノイからホーチミンサイゴン)に飛行機で移動し、そこからバスかタクシーで
5時間くらい北東に行くとムイネーがあります。

 

Akiは日本から直接ホーチミンに入り、ハノイから来るTuとタンソニャット空港で待ち合わせすることにしました。タンソニャット空港はホーチミン市内にあり、郊外にあるハノイのノイバイ空港と違って小ぶりです。日本で言えば羽田でしょうか?

なので、まず迷うことはありません。
国際線と国内線のターミナルも隣接していて徒歩で簡単に行き来ができるのです。
国内線でハノイから来るTuとの待ち合わせもスムーズなはずでした。

 

しかし、Akiが国際線から出てきてもTuはいません。

おかしいなと思いつつ、国際線ターミナルから国内線の方に荷物を引きずりながら移動してTuを探したのですが見当たりません。

 

電話をかけると、

”今、5番にいるよ” とTuが言いました。

5番?? なにそれ?

 

よく見るとターミナルの入り口ごとに番号が付けられています。

 

TuとAkiはすれ違っていました。
Tuは国際線の5番に移動し、Akiは国内線に移動していたのです。

 

Akiは国際線の出口でTuが待っていて、お互い抱き合う、というロマンチックな
シーンを想像していたのですが、

 

 ”どこにいたの? なんで?”

いや、俺はTuを探しに国内線に行ったんだよ

”僕はAkiの為に国際線で待っていたんだ!”

 

とか、わいわい言う、ロマンチックではない再会となりました。

 

空港から直接、ムイネー行の乗り合いタクシーに乗り込みました。
あらかじめTuが予約していたのです。少し大きなバンで、7~8人乗りです。
しかし座席はふかふかしていてリクライニングにもなり、快適です。

これはいいね、とAkiが言うと、Tuはうれしそうにしていました。

タクシーは、ほかに2~3人の乗客を乗せて、そのまま5時間かけてムイネーに直行し、ホテルの前まで送り届けてくれました。
ホテルは海辺に面しており、プールがあって、そこからそのままビーチに
出ることができるようになっています。

 

完璧なリゾートライフができそうです。

このホテルには4泊しました。

 

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(ムイネーのホテル、ポシャヌリゾート) ※ネットからの引用

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(ムイネーのホテルの部屋) ※ネットからの引用

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(ムイネーのホテル、プライベートビ―チ) ※ネットからの引用

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(ムイネーのホテル、プール) ※ネットからの引用

 

ムイネーについて少し説明します。

ムイネーはベトナム南部、ビントゥアン省のファンティエット市にある。風光明媚なムイネービーチや砂丘などがあり、1995年頃よりリゾート地として開発された。年の平均気温は27℃程で冬場も暖かく、主に12月から5月が観光シーズンとなっている。 ホーチミンとリゾート地として有名なニャチャンのちょうど中間くらいに位置している、

・・・だそうです。

 

ムイネーにある主な観光のポイントは、以下です

・イエローサデューン(黄色い砂丘

 ・ホワイトサデューン(白い砂丘

・フェアリーストリーム(妖精の渓流)

・チャム塔(チャム族の遺跡)

 

また少し足をのばすとファンティエット市街に行くこともできます。

ファンティエットには、

・ムイネー・ホットスプリング・センター(要するに温泉) 

ホーチミン博物館(建国の父ホーチミンはここで教師をしていた)

などがあります。

 

これらの名所は点在しているのであらかじめTuがレンタバイクを予約しておいてくれました。3日で50万ドン(2500円)です。

 

Tuはリーズナブルな値段だと胸を張っていました。

ベトナムだとTuがいろいろやってくれるので本当に楽です。

 

翌日からこのオートバイは大活躍し、おかげで観光名所のほとんどを回ることができました。

 

その観光名所の一つであるホワイトサデューン(白い砂丘)はホテルから少し距離があったのですが(バイクで1時間ほどの距離)、彼氏と一緒に気持ちのいいツーリングができました。

 

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 (ムイネーの海岸道路) ※ネットからの引用

 

Akiが後ろに乗り、Tuが運転したのですが、なかなかうまいもんです。ハノイホーチミンと違って、交通渋滞もなく、対向車すらない道路を一直線に走ることができます。AkiはTuの背中を見ながら、ときどき、いちゃいちゃしつつ、このドライブを楽しみました。

 

しかし、いちゃいちゃしているとお巡りさんに止められました。
お巡りさんは厳しい顔をしています。
いちゃいちゃしていたのがばれたか、と思いましたがそうではないようです。

 

バイクを止めてTuとなにやら話しています。

 

Akiは、だまっていました。
ベトナム語はわからないし、厳しい雰囲気なので下手にしゃべらない方がいい、
と思ったからです。

 

ひとしきりTuとお巡りさんが話すと結局行ってよし、ということになり、事なきを得ました。あとで、Tuに聞くと、免許証の提示を求められただけのようでした。

 

”どこに住んでいて、どこに行くのかって聞かれたから
 ホテルの場所と行き先を言っただけだよ”

”免許証を見せるように言われたけど、ホテルに置いてきたと答えた”
”それなら、いいよ、わかった、行っていい、と言われた”

 

それって免許不携帯じゃん、日本だったら罰金だよ

 

”大丈夫、ここはベトナムだから”

”Akiは、法律は守らなければいけないとうるさく言うけど 、ベトナムはいいんだよ!”

 

ふううん、そう、

しかしTuが本当に免許を持っているのかも怪しいもんです。

それでも、とにかく無罪放免なので、ほっとしました。

 

その後、ネットで確認すると、このあたりではよく警官が取り締まりをやっているそうです。ムイネーは観光地なので外国人がオートバイをレンタルして、無免許で運転することが多く、そのため、お金目当てで取り締まるそうです(要するにわいろ)。

ベトナム人であるTuはうまいこと説明できたようです。もしAkiだけだったらお金を払わなければならない羽目になっていたかもしれません。

 

その後、いちゃいちゃはやめて、真面目にバイクに乗り、砂丘を目指しました。

 

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(白い砂丘) ※ネットからの引用

 

砂丘に着くとバギーをやらないか、と誘われます。
たしかに広大な砂丘をバギーで疾走するのは気持ちよさそうです。

値段を聞くと、1時間100ドル、

AkiもTuも、即座に、いらないと言いました。
二人ともケチなんです。

というか、旅先であっても、納得できない価格であれば一切払わないんです。
当たり前のことですが。

 

それで、白い砂丘を暑い中、歩き回り、疲れたのでホテルに戻りました。

 

ホテルの部屋に入ってすぐにTuはパソコンをいじりだしました。
仕事のようです。

 

"バングラデシュで一緒に働いていた女の子から連絡があって、急に休暇をとりたい、と言っているんだ!” Tuは少し怒っていました。

 そのうちTuは、そのバングラデシュの子と電話で話し出しました。

”しょうがない、僕の方からマネージャーに連絡しておくよ”

結局、休暇は了解したようです。
たぶん、その子の分までTuは働くことになるのでしょう。
バングラデシュ勤務は終わったはずなのにまだ後始末があるようです。
しかし、そのあともいろいろわからないことがあるらしく、長々と教えていました。

 

Akiはその間、本を読んだりスマホをいじったりしながら、
時折Tuの様子をうかがっていました。

 

彼氏のTuは、なんだかんだで仕事には真面目に取り組みます。
与えられた目標は達成すべく力を注ぎます。

 

その一方で、免許は不携帯であっても気にもとめません。
適当に言い逃れて、うまいことやります。

 

日本人とは少し違うようです。

日本人は法律を厳格に守ろうとします、わいろなどもっての他です。
交通法規だけでなく、仕事であっても同じで、定められたルールにのっとり進めてゆきます。もちろん結果は大事ですが、そのプロセスもルールどおり行われたのかも大事なことなのです。

一方、ベトナム人であるTuを見ていると結果だけが大事で、そのほかについては多少
ゆるくても問題ないようです。

 

この ”ゆるさ” はAkiにとってうらやましく思えます。

 

4泊5日のムイネーのリゾートライフは無事終わって、帰りはタクシーではなく
ファンティエットから列車でホーチミンに行き、そのままタンソニャット空港でTuと別れ、帰国しました。

 

今回は、典型的なバカンスでしたが、彼氏と長い時間ずっと一緒に過ごすことができました。それは、生活を共にしているような、ある種の楽しい錯覚でもありました。


彼氏のTuと一緒に住んでもうまくやっていけそうな、
そんな再確認ができたムイネーの旅でした。

 

ベトナムの旅(ムイネー) (終わり)