Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

奈良・興福寺

コロナ禍の合間の国内旅行です。(6月のことです)

 

ここは奈良・興福寺

さすがに外国人の姿を見えません。
でも、そのかわりにものすごい数の修学旅行生。

 

興福寺に来た目的は、この境内にある国宝館で、有名な阿修羅像をふくむ八部衆像を見ることです。

八部衆像とは、奈良時代天平6年(734年)のもので、
五部浄、沙羯羅、鳩槃荼、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅緊那羅、畢婆迦羅像のことです。
八部衆とは「8つの種族」の意味で、古代インドの神話伝承に起源を持ち、後に仏教に取り入れられ、仏法の守護神とされたのです。

 

実物を見て感じるのは、その『写実性と国際性』です。

 

少年の憂いを表現した阿修羅像(写真の最後の像)。その時代(8世紀)の少年が憂い、悩んでいる様子がよくわかります。それと、纏っている衣装。唐および西域地方の影響を強く受けていますね。大陸のシルクロードやインドの匂いがします。日本という国がどう形成されてゆくのか、その経過を見ることができるのです。

 

奈良・興福寺(終わり)

奈良・駅近辺

コロナ禍の中、国内旅行をしているAkiです。(6月のことです)
京都からJR奈良線で、奈良まで来ました。

奈良駅下車です。

人口35万人ほどの中核都市。奈良時代平城京が置かれた古都であり、天平文化が花開いた地として有名。この『奈良』という都市名の由来ですが、調べてみると、市街地が広がる一帯は平坦な地形で、この均(なら)したような地形が「奈良」の都市名の由来となったのではないかとする説が有力なのだそうです。

 

てっきり、韓国語のウリナラ(私たちの国、우리나라)のナラ(国)だと思っていました。天平時代(奈良時代元明天皇平城京(710年)から桓武天皇平安京遷都(794年)の豊かな国際性の象徴である『奈良』。

 

でも、実際は違うみたいでした。

 

奈良駅の駅舎と駅前の大灯篭。

駅前から、若草山へ通じる三条通

近鉄奈良駅近くの商店街。ここは混んでました。

ありふれた路地。奈良の街中だと思うと趣もあるね。

 

JR奈良駅・・・

奈良・駅近辺(終わり)

京都・宇治

コロナ禍の合間に国内旅行をするAkiです。(6月のことです)

 

京都で新幹線から在来線に乗り換えて、奈良方面に向かいます。

で、宇治・平等院があるJR宇治で途中下車しました。

宇治駅から、宇治川方面に向かって歩いてみます。

 

ああ、宇治のお茶。有名だしね。

なんとなく、昔の街道の匂いがしますね。
いい感じ。

浴衣姿。
夏ですね。


平等院はこちら、です。
迷うこともなく、てくてく歩いていけました。

 

これが有名な平等院鳳凰堂
十円玉に刻まれていますね。

この鳳凰堂は、天喜元年(1053年)に建立された阿弥陀堂で、国宝。
この堂内にある本尊も国宝で、この阿弥陀如来坐像は仏師・定朝の作品だそうです。本尊を安置する須弥壇螺鈿や飾金具で装飾されていたが、螺鈿は全て脱落している。現状では剥落が著しいが、堂内の扉や壁は極彩色の絵画で飾られ、天井や柱にも彩色文様が施されていた。長押(なげし)上の壁には楽器を奏で、舞いを舞う姿の供養菩薩像の浮き彫り(現存52体)があり、本尊の頭上には精巧な透かし彫の天蓋が吊られています。

鳳凰堂は、平安時代に全盛を誇った藤原頼通によって建てられ、極楽浄土を再現したといわれているものだそうです。堂内にも別料金で入ることができ、御本尊の阿弥陀如来坐像をまじかに見ることもできました。

金色の鳳凰

 

深緑が夏を感じさせますね。

 

有名な、平等院なのですが、京都と奈良の間にあって、なかなか来ることができませんでした。じっくり、ゆっくり拝観することができました。

 

来てよかった。

 

京都・宇治(終わり)

旅のわくわく

2年ぶりに新幹線に乗って、国内旅行(関西方面)に出かけたAkiです。

 

コロナ禍の波が途切れた瞬間を狙って出かけました。(6月のことです)

 

新幹線のホームに立ったのも2年ぶり。その風景には大きな変化はないのですが、やっぱり人が少ない、ですね。

でも、駅員さんはがんばっています。

ゆっくり行こうということで、あえて、『こだま』に乗りました。

お客さんはまばら。ほとんどいません。

 

でも、列車が走り始めると、『旅の始まり』感がじわっと沸いてきました。

 

久々の『旅のわくわく』

これが好きなんです。

 

旅のわくわく(終わり)

ベトナム・クアンビン

ベトナムに彼氏がいるAkiです。

コロナのせいで、二人とも、巣ごもりがつづいていたのですが、ついに我慢が出来ず、各々、国内旅行に出かけました。

 

彼氏が出かけた先は、ベトナム中部の『クアンビン』

 

クアンビン省の位置

・・・クアンビン省は、ベトナムの省(地方自治体)の一つ。省都はドンホイ(Thành phố Đồng Hới)市。北中部に位置し、ラオス国境とバクボ(北部、Vịnh Bắc Bộ)湾に挟まれてベトナム南北を回廊のように繋ぐ場所にある。2003年に世界遺産に登録されたフォンニャ-ケバン(Vườn quốc gia Phong Nha-Kẻ Bàng)国立公園がこの省内にある・・・・

 

彼氏は、山歩きとか、トレッキングが大好きで、自然があふれるフォンニャ-ケバンに出かけたのでした。

 

写真をいっぱい送ってきたので紹介します。

この国立公園は洞窟がすごいらしい、

洞窟の中を泳げるらしいのですが、彼氏は、基本、泳げないので、ライフジャケットをつけて漂っていたくらい。

実際送られてきた写真を見ても、規模が半端ないようですね。

 

まだまだ、ベトナムにはいいいところがありますね。

 

ここは自分も行ってみたい!

 

ベトナム・クアンビン(終わり)

旅行に行く(2)

旅行好きにもかかわらず、2年以上、海外はおろか国内旅行すらしていないAkiです。

 

tuaki.hatenablog.com

 

今は、会社員を辞めて、フリーランスになって、リモートで家で仕事をしています。
ですので、出張もなく、通勤する必要もなく、したがってほとんど外出してません。

 

だけど、もう動き出す時期かな。
2年間の巣ごもりは体にも悪い。

 

ということで、まずは、国内旅行。

 

自分は日本。
一方、ベトナム人の彼氏もベトナム国内旅行。

 

ということで、おのおの別々に、おのおのの国を旅行しました。

 

日本は、あいかわらずコロナが終息していないのですが、感染者数が減った瞬間に『関西方面』に出かけました(6月)。

 

彼氏は、ベトナム中部の『クアンビン省』。
ベトナムは、コロナはすでに終息していて、国内旅行についてはなんの問題もないようです。

 

下のグラフはベトナムの感染者数の推移。
彼氏によれば、現在、一日あたりの感染者数は、数百人レベルなのだそうです。

 

さあ、出かけましょう!

 

旅行に行く(2)(終わり)

安倍ロス

安倍元総理の殺害に大きな衝撃を受けたAkiです。

 

安倍さんが殺害されたあと、そのニュースを見たり、聞いたりするのがいやで、怖くて、ずっと耳をふさいでいました。

こんなことが日本でおこるのか、という気持ちと、「やっぱり」こうなるのか、という気持ちが交錯していました。

 

「やっぱり」というのは、安倍さんが命がけで総理をやって、日本のために働いていたのがわかっていたからです。こんな事件でその命が失われるのは残念としかいいようがないのですが、神様が、命をかけた安倍さんの意志を知って、安倍さんの命を持っていってしまった、そんな気がしたのです。

 

この国では、2009年に政権交代がおこり、自民党から野党の民主党に変わりました。その政権は、2012年まで続き、鳩山由紀夫菅直人野田佳彦が内閣を率いました。その3年間、この日本という国はどうなってしまうんだろう、という大きな不安があって、国全体が暗くなっていた時期がありました。それで、個人的には、なんで選挙で民主党なんかに投票したんだろうという後悔の念もありました。

 

その後、政権が自民党に代わって、出てきたのが安倍さんでした。強いリーダーシップと、ある種の「明るさ」がうれしかった。

やっと、落ち着いてなにかができそう、そんな気持ちにさせてくれました。

 

明るい日本に変えてくれた安倍さんには感謝しかありません。

 

その安倍政権下では、平和安全法制が議論され、関連法が成立しました。その際、国会付近で行われたデモで山口二郎・法政大教授が「安倍に言いたい。お前は人間じゃない! たたき斬ってやる!」と発言しました。そのほかにも聞くに堪えない中傷を安倍さんに投げつけた人がいました。

 

安倍さんは殺害されましたが、その直後の参議院選挙では、投票率が上がったそうです。

事件に屈せず、多くの日本人が投票に出かけたのです。

また、安倍さんゆかりの場所では、おびただしい数の献花が自発的に行われるようになりました。

たくさんの日本人が安倍さんに感謝をささげたのです。

これは、誰が真剣に政治をやっていたのか、多くの国民はわかっていたのだということだと思いました。


安倍さんに対して感謝の気持ちと喪失感を抱いているたくさんの日本人がいる、ということを知って、自分の気持ちも少し楽になりました。

 

安倍ロスは、とってもつらいけれど、その想いを、たくさんの日本人と共有して、これを乗り越えてゆく、そんな覚悟を持つべきなのだと思いました。

 

安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

合掌

 

安倍ロス(終わり)