Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

早期退職時代

元サラリーマンのAkiです。

 

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今の会社、50代の社員は今、20〜40代の社員からどのように思われているのか、という記事がありました。

toyokeizai.net

・・・20〜40代の社員に意見を聞いてみると、期待されている一方で、以下のような意見もありました。

 

●何かを変えることに抵抗を示す
●周囲を不愉快にする
●給料に見合う活躍をしていない

 

会社にとっての老害の基準とは、「いないほうがいい」と思われることです。いないほうがいいと判断されれば、リストラの対象となる。

 

単純で、当たり前のことなのですが、厳しいものですね。

 

それで、実際に早期退職を求める企業が増えているそうです。

gendai.ismedia.jp

 

・・・雇用を絶対視してきたパナソニックが本格的な人員整理に乗り出した。多くの日本企業が過剰雇用問題を抱えているが、政府による事実上の生涯雇用義務付けによって人件費負担はさらに増える見込みである。雇用を聖域としてきたパナソニックのリストラは、日本がいよいよ本格的な人材流動化時代を迎えたことを象徴している・・・

だそうです。

 

それで、日本の企業には、社内失業者が400万人も存在していて、日本の全正社員の1割に達する規模だという。

 

要するに、9割は働いているのですが残りの1割は働いてないのが日本企業。

 

今までは、なんとかやってきたのですが、最近は国の政策で、65歳や70歳まで雇用を保証しなければならず、働かない社員を雇い続けることができなくなったということですね。

 

一方、ホンダも早期退職を募集しています。想定外に応募が多かったようですが、これは募集範囲を64歳まで広げたからだそうです。ただ、EVシフト下で、いらなくなる内燃機関の技術者を想定していたようなのですが、もくろみとは違って生産工場などでの従事者が多かったようです。

net.keizaikai.co.jp

 

 

今、国は65歳はおろか70歳まで働くように、政策を進めています。

 

そのしわ寄せは企業に雇用義務として課せられ、企業は、その義務を果たすために「早期退職」で人員を減らそうとしている、ということですね。

 

ITを基準とした個人の、個人なりのスキルを持つこと、
これから生き抜いてゆくために、それがとても大事な時代、ということですね。

 

ただ、
それはもう10年以上前からわかっていたような気もします。

 

早期退職時代(終わり)