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※黒の円内が遠州地方
井伊谷は、江戸時代に彦根藩主家となった井伊氏の発祥地。それと、先年のNHKの大河ドラマ『おんな城主直虎』の舞台となった場所でもあります。
やはり、その名前の通り、井伊家にゆかりのある場所が非常に多い。
というかそれしかない。
これは、井伊家の先祖、井伊共保(いい ともやす、寛弘7年1月1日(1010年1月18日) - 寛治7年8月15日(1093年9月8日)、平安時代の人)由来の井戸。
寛弘7年正月元旦、井伊谷の八幡宮神主が御手洗の井の傍らに男児の捨て子を発見した。7歳の時、神童と称され、その噂を聞きつけた遠江国司藤原共資の養子となり藤原共保と称し、共資の一女と婚した。長元5年(1032年)家督を継ぐと故郷の井伊谷に居館(井伊谷城)を構えて井伊氏を称した。
要するに井伊家の初代。
田んぼの中に井戸。不思議な光景です。
ちょっと入ってみました。
山門ですね、写真には写っていないのですが、意外と人が多い。
仁王門。
仁王門から本堂を見ています。
お寺の周囲。うっそうとした森。
お寺の土塀ですね。
青いもみじ。生き生きとした勢い、を感じます。
それと、緑が深い。
お寺の山門の内側。くねくねとした参道。
一直線ではなく、道が複雑です。
これは、敵の侵入を予想した構造ですね。
お寺の隣。
宗良親王(むねながしんのう)のお墓。
南北朝時代、後醍醐天皇の皇子。
宮内庁の管理となっています。
入れないのでそっと覗きました。鳥居がちょっと見えただけ。
その隣、井伊谷宮。神社ですね。
最後は、やはりお城。
井伊谷城跡に行きました。
ちょっとした石垣。雰囲気でてますね。
意外と、登りがきつい。
お休みどころが何か所かある理由がわかります。
写真だと、ゆるやかに見えるのですが、急斜面。
もうちょっと。
大手口まで来ました。もうちょっとで頂上。
やっと頂上、井伊谷城跡です。
さすがに見晴らしはいいですね。
息を整えて、見渡します。
気分は爽快。
右に浜名湖と橋が見えます。
遠くに浜松の町。高層ビルも見えますね。
汗びっしょりかいて、登頂。
景色がよかったから登ったかいはあったかな。
城を下ります。
夏の青空がとってもまぶしい。
城跡に行くと必ずいい景色を見ることができます。
それは、元々、お城は見晴らしのいい場所に作られるからですね。外敵の様子をいつも監視していなければなりませんから。だから、景色もいい。
でも、井伊谷城、浜松の町まで見えるとは思っていませんでした。
ここにお城を作った井伊氏、
立派です。