サラリーマンのAkiです。
ちょっと気になる記事があったので紹介します。
記事のタイトルは、
『日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!』です。
で、記事の中身は、ざっくり以下・・・です。
・日本の企業、社長が「次の社長」を決めるというムラ社会
・・・今でも会社は村で、その村の中で何事も決めてゆく
・「時代劇化」した日本企業
・・・でも、今、日本企業は時代劇のレベルにある、完全に過去の遺物。世界から取り残されている。
・「本当の学力」が評価されないニッポン
・・・日本では、どこそこの大学を出たという、大学の名前で評価される、決して学力を示す学位ではない(修士、博士ではなくということ)
・早慶卒、体育会系出身が「最強」という現実
・・・会社という村に順応しやすく、会社という村の掟に従い、村組織の運営がしやすい人材が体育会系
・国際的に驚くほど「低学歴」な日本企業の経営陣たち
・・・有名企業の経営者など経済界の人たちが集まる宴会で、大学時代の話になると、みな不思議なくらい自分がいかに勉強をしなかったかという自慢話になる。俺は大学に行かずに麻雀ばかりやっていかとか、運動しかしていなかったとか、みな滔々と語る。それでいて「最近の若い連中は、勉強していない」と。
・「徹夜で麻雀できる人」が出世する社会
・・・アメリカの大学院で学んだことなんて、すべて捨てろ、忘れろ、と経営陣から言われる。それで徹夜で麻雀に付き合えと、そうしないと本当に出世できない。
記事は、日本の企業の村意識の危うさを指摘しています。
特に、経営者の学歴のなさ、を欧米と比較しています。
日本的経営は「学歴抑制効果」が働いているそうです。本来なら高学歴といえば、博士号や修士号を取得していることなのですが、日本の場合、特に文系だと修士号や博士号を取得していると、逆に出世できなくなるケースすらあるそうです。ムラ社会だと修士号や博士号を持っていると「異端」に位置づけられて「本流」から外されてしまうということです。
ということで、日本の政治家も官僚も経済人も、国際的にみると驚くほど低学歴になったしまった、ということだそうです。
このことは、自分も実感がありますね。
自分が勤めている会社の経営者ですが、一応、大学は出てますけど、今の会社で鍛えられて、おれはここでがんばってきた、という人。
要するに体育会系。
で、そんな人が今、改革を唱えています。新しい時代に取り残されないために、思考を変えよう、って。
でも、説得力がないんですね。
今までの言動とぜんぜん一致しないから、違和感しかない。
息苦しい”村”の意識が残る日本の会社。
先々、危ういというか、泥船としか思えない。
自分で新しくモデル作って、新しい経営者を目指すべきかも。
日本の経営者(終わり)