ゲイのAkiです。
Netflixで『ギヴン』を見ました。
ボーイズラブのアニメです。
※ギヴン;キヅナツキによる日本の漫画。ロックバンドのメンバーたちを中心とする青春群像劇を描いたボーイズラブ作品。高校生にして優れたギターの腕前をもつ上ノ山立夏は、高校で佐藤真冬が持っていたギターの弦を張り替えたことが切っ掛けで、真冬からギターを教えてもらうように頼まれる。初めは渋っていた上ノ山だったが、真冬の天才的な歌声を耳にしたことで考えを翻し、中山春樹や梶秋彦と共に組んでいたインストバンドに真冬を引き込む。初ライブを目指して動き出したバンドだったが、上ノ山は真冬が中学生時代に交際相手を自殺で失い、その相手を引きずっていることに嫉妬を覚え、真冬に対する好意を自覚する。一方、作詞を任された真冬は彼氏が自殺した原因が自分の放った言葉にあるとする思いから、詞を書き出すことに抵抗を感じる。そして迎えたライブ本番で、真冬は自分の気持ちに正直になり、歌詞を即興で歌い上げたことでライブは盛況の内に成功する。ライブ後、上ノ山と真冬は互いに対する好意を認識し、晴れて2人は交際を開始する。(ネットからの引用)
・・・というストーリーなのですが、ラブラブ、いちゃいちゃのボーイズラブというよりも、過去に負った心の傷に対して、一生懸命、向き合って、それで、なんとか前へ進もうという心の響きが、ばんばん伝わってくる。
とてもいいアニメですね。
泣けました。
で、ボーイズラブ、いいなあ、と思いつつ、
自分の高校時代、ちょっと思い出しちゃいました。
ものすごく昔のことなのですが(苦笑)。
理系でしたので、ほとんど男子しかいない学校で、寮生活。
なので、今思えば、ボーイズラブっぽいこともあったような気がします。
あるとき、校内の廊下を歩いていて、急に後ろから抱きつかれて、首筋にキスされたことがありました。
もちろん相手は男子で、同級生。
周りには誰もいなかったし、ちょっといたずらして、ということ
・・・ではない。
・・・ということは自分でもなんとなくわかりました。
でも、そのときは、何するんだ、よせよ! みたいな感じで突き放しました。
ただ、それだけ。
そのあとはなにもなし。
もちろん、ギヴンの高校生みたいにカッコよくもなく、ぜんぜんイケメンでもないし、告白するとか、付き合うとかということもなく、部活とか、勉強を普通にしてただけ。
あとは、バイトばかり。
あのときは、お金貯めて、とにかく海外に行きたかった。
そんな、ごく普通の高校生。
ボーイズラブ、現実にはありえない?
でも、あのときキスしてきたやつ。
本気だったのだろうか?
そのとき、冷たく突き放した自分、
もしかして、やつの気持ちを傷つけていたかもしれない。
ボーイズラブ、現実にはあり得ないけど、そんな空気はあったかも。
ギヴン(終わり)