海外旅行好きのAkiです。
以前、ヨーロッパを一人旅した話を書いて、イギリスのことを思い出しました。
伝統的というか、古典的というか、肩こりしそうな居心地の悪さを感じさせる国。
で、地図を見ていて、その隣にアイルランドという小さな島国があることを ”発見” しました。
EU加盟国の一つで、イギリスの西隣にある島国。
型ぐるしくて、政治好きで、気取ったイギリスの隣の国。
さて、そのアイルランド、どんな国なのでしょうか。
コロナ禍で当分、海外へは行けそうもないのですが、行ったつもりで書いてみます。
※アイルランド、ネットからの引用
アイルランド、北西ヨーロッパに位置し、北大西洋のアイルランド島の大部分を領土とする共和制国家(北部の北アイルランドはイギリス領)。首都はダブリン。
国の概要はこんな感じ・・・
1 面積 7万300平方キロメートル(北海道より一回り小さい)
2 人口 約492万人(2019年アイルランド中央統計局推計)
3 首都 ダブリン(人口約139.6万人,2019年アイルランド中央統計局推計)
4 言語 アイルランド語(ゲール語)及び英語
5 宗教 約78%がカトリック教徒(2016年アイルランド国勢調査)
国の歴史はこんな感じ・・・
紀元前265年頃、ヨーロッパ大陸よりケルト人の渡来が始まる。
5世紀ごろ、聖パトリックらによるキリスト教の布教。
8世紀末頃、ノルマン人(ヴァイキング)の侵入が始まる。
1014年、アイルランド上王 (High King) ブライアン・ボル(Brian Boru)がクロンターフでヴァイキングを破り、これ以降ヴァイキングの侵入が収束する。
1169年、ノルマン人の侵攻が始まる。
1171年、諸豪族がイングランド王ヘンリー2世の支配下におかれる。
1541年、イングランド王ヘンリー8世がアイルランド王を自称する。これ以降、イングランドからの入植者が増える。しかしアイルランドの貴族はこれを認めずヘンリー8世と対立。
1652年、イングランドの護国卿オリバー・クロムウェルによるアイルランド侵略、事実上の植民地化。これ以後正式な移民が始まる。
1798年、ユナイテッド・アイリッシュメンの反乱。
1800年、連合法がグレートブリテン議会およびアイルランド議会の双方で可決。
1801年、グレートブリテン王国とアイルランド王国が合併する(実質的にはイギリスによるアイルランド併合)。
1829年、オコンネルの尽力によりカトリック教徒解放令が施行される。
1840年代後半、ジャガイモの不作が数年続き大飢饉となる(ジャガイモ飢饉)。この結果多くのアイルランド人がアメリカへ移住する。
1870年、第1次グラッドストン内閣によるアイルランド土地法制定。
1905年、シン・フェイン党が発足、アイルランド独立を掲げる。
1914年、アイルランド自治法が成立するが、第一次世界大戦勃発を理由に自治は保留となる。
1916年、アイルランド民族主義者がダブリンで蜂起するが鎮圧される(イースター蜂起)。
アイルランド独立戦争(1919年 - 1921年)が終わり、1921年12月6日英愛条約が締結され、1922年12月6日アイルランド自由国が成立、イギリスの自治領となる。ただし北部アルスター地方の6州は北アイルランドとしてイギリスに留まる。これがアイルランド内戦へと発展する。
1931年、ウェストミンスター憲章が成立、イギリスと対等な主権国家(英連邦王国)となる。
1937年、アイルランド憲法を施行、国号をアイルランドと改める。
1938年、イギリスが独立を承認。イギリス連邦内の共和国として、実質的元首の大統領と儀礼的君主の国王の双方を戴く。
1949年、イギリス連邦を離脱、完全な共和制に移行する。
1998年、ベルファスト合意。直後の国民投票により北アイルランド6州の領有権を放棄する。
アイルランドの歴史は、ひとえに隣国、イギリス(イングランド)からの侵略の歴史です。1100年くらいから侵略を受けて、完全に独立できたのが1949年。それでもまだ北アイルランドはイギリス領のまま。
900年という気が遠くなりそうな期間、イギリスに支配されてきました。
それはひとえに隣国が強大であったためです。
我がベトナムは、1000年の間、隣国中国からの支配を受けました。
もしかして、アイルランドとベトナム、ぜんぜん地域は違うのですが、似ているのかもしれない。
ベトナムが好きで、彼氏がベトナム人で、ベトナムの歴史を勉強して、
ふと、アイルランドを知って無性に親しみを覚えました。
で、もう少し、アイルランドについて調べてみようと思います。
ベトナムと比べながら。
そして、いつか、彼氏と旅行するかも。
アイルランド(終わり)