一般市民のAkiです。
9月7日の夕方、石破総理が辞意を表明しました。
やっと辞めたか、という
ほっとした気持ち。
辞意表明の記者会見をYouTubeで、ずっと見ていたのですが、ある種の違和感を感じました。
・・・・
「かねてより『地位に恋々とするものではない。やるべき事をなしたのちにしかるべきタイミングで決断する』と申し上げてきた。アメリカの関税措置に関する交渉に一つの区切りがついた今こそがしかるべきタイミングであると考え、後進に道を譲る決断をした」
・・・・と言うことで、
地位の恋々とするものではない、といいつつ、長々とこの一年間の実績(?)を述べられました。
しかし、
ダメなんですね。本当にそう思う。
地位に恋々としていたこの一か月が、透けて見えてしまうのです。
それと、参院選の自民党敗北の総括がでているのですが、その敗因として「ばらまき」との批判を浴びた現金給付や「政治とカネ」の問題などが挙げられています。しかし、石破総理の指導力についての言及はなかった。暗に、裏金問題がその敗因で、総理には責任がない、と言いたかったようです。
・・・という意図も、透けて見える。
参院選の結果について、個人的に思うのは、裏金問題が参院選に影響を与えてはおらず、かつて『政治の玄人集団』であった自民党が、薄っぺらい素人が牛耳る政党に成り下がったからだと。
「政治とカネ」の件でも、政治の玄人であれば、長期的な国益を考え、あそこまでやらずに、うまく処理できたように思うし、党へのダメージも少なくできたのではないか、と思うのです。
参院選では、野党の立憲民主党も敗北しました。こちらの党は、折り紙付きの政治の素人集団です。
ある意味、参院選の結果は当然のことで、
大事な国の取り舵を政治の素人にさせるわけにはいかない、
という国民の判断だったと思うのです。
そして、石破総理が今回辞めたことは、自民党の玄人政治への回帰の一歩と捉えて、歓迎すべきことだと思うのですが、どうでしょうか。
石破辞める(終わり)