セミリタイアして、家で仕事をしていて、気分転換のため、
ご近所を探訪するAkiです。
要するに、お散歩なのですが、探訪のネタが尽きません。
今回は、観音さま。
小さな四辻があって、その角に小さな観音堂がありました。
『椿姫観音』
まず、ここは静岡県の浜松市。
戦国時代には、徳川家康が10年以上居城とした場所です。
その前のはなしです。
第四代曳馬城主(浜松の昔の名前、引間/曳馬と呼ばれていました)、飯尾乗竜(今川家重臣)の正室、お田鶴の方は曳馬城を守っていたが、永禄11年(1568年)12月、徳川家康に攻め込まれ、城兵や侍女18人と共に打って出て全員討死する。この辺り一帯が戦場となった。家康はお田鶴の方と侍女を手厚く葬り祠を建て、築山御前(家康の正妻)が椿を植え、以後「椿姫塚」「椿姫」と呼ばれるようになっていく。祠は、椿姫観音堂から5m西北にあった小さな台地にあったと伝わっている。近年、御堂に観音像を祭り、椿姫観音堂には地元の元浜町の人たちによって大切に守られている、
・・・そうです。
一応、繁華街なのですが、その中に忽然と観音堂があるのです。
祈願石。
観音様にお参りして、そのあとお願い事をしました。
ご近所探訪(27)(終わり)