Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

遠州・とうもん(稲面)

静岡県に住んでいて、県内(遠州)を旅行するAkiです。

 

※黒の円内が遠州地方

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マイクロツーリズム中です。

今回は、『とうもんの里』を訪れました。

 東海道、袋井の南です。

 

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『とうもん』とは、漢字で書くと、

「稲面(とうも)」または「田面(たおも)」、だそうです。

 

この地方の言葉で、昔から、南遠州の山と海の間に広がる1000町歩(約1000ヘクタール)の広大な水田のことを『とうもん』と言ったそうです。

 

視界をさえぎるものがなく、抜けるような青空がどこまでも続き、見渡す限り広がる広大な「とうもん」は遠州人の「原風景」なのだそうです。


稲の実りの頃には、金色に輝く稲穂を風が通り抜け、本当に豊かな風景を見ることが出来る。そして、田んぼの水面を渡ってくる風の涼しさ、実った稲の重さ。

 

そんなことが体験できる場所が「とうもんの里」、ということです。

 

要するに一面の田園地帯。

 

そのど真ん中に案内所があって、『とうもんの里』という看板を掲げています。

中に入ると地域の産物(季節の野菜)が販売されているくらい。
建物の中はとりたててみるべきものもありません。ときどきは、何かの体験教室をやっているようなのですが。

 

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でも、周りは一面の田園地帯。それだけで十分かな。

 

今では、もう、こうした光景は珍しくなってしまったのかも。

 

青々とした稲が元気よく育っています。
すがすがしい。

 

一面の緑。

緑の濃淡だけで景色が彩られています。

 

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ちょっと行くと、田んぼの中にシロサギ。
真っ白。きれいに舞ってます。

 

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水田にいる小魚狙いですね。

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シロサギの大群。
よく見ると、アオサギもいますね。

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たくさんのシロサギ達、 これも里の風景ですね。

 

で、『とうもんの里』と言っても、特になにかがあるというわけではありません。

 

そこに行って、たたずむだけの体験です。

 

でも、ほんの短い時間、そこにいるだけでなごみます。

 

やっぱりこれが、日本の原風景かな。

 

だから、気持ちがなごむ。

 

 

遠州・とうもん(稲面)(終わり)