アメリカ大統領選挙が一応、終わりました。
バイデンの勝利、ということです。
でも・・・
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バイデンが勝利しても、LGBTを含めた人権保護法案は、共和党が多数を占めている上院で否決されそう、と、けび子さんは言っています。
※Equality Act(平等法)は、雇用や住宅、教育その他あらゆる分野でLGBTQ+の権利を保護することを明示した連邦法で、人種や性別、宗教などと同様に、SOGI(Sexual Orientation(性的指向)とGender Identity(性自認))を理由とした差別を禁止する内容です。現状、ニューヨーク州やカリフォルニア州などではLGBTQの権利を守る州法がありますが、それがない州(逆に信仰の自由を優先して同性愛差別を正当化している州)も数多くあり、国レベルでの平等法の実現は、全米のLGBTQの悲願でした。オバマ政権時代にも国会で議題に上っていましたが、議会で多数を占める共和党の反対に遭い、実現できずにいました。2019年にも、民主党が過半数を占める下院で平等法をが可決されましたが、上院は共和党が多数を占めるため、未だ成立を見ていません。https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/news/2020/11/2.html
で、共和党のトランプから民主党のバイデンに替わることで、いったい何が変わるのでしょうか? 人権保護法案は難しいかもしれませんが、結局、そういうことかな、と、同じけび子さんの記事を読んでいて思いあたりました。
それは、
環境か、経済かの選択・・・
ざっくりなのですが、共和党のトランプはもちろん経済優先、典型的な共和党の政策。
一方のバイデンは環境優先。コロナウイルスもそうですし、LGBTQについても多様な人々が生活しやすい環境を整備することを重視。おそらく地球温暖化問題でもトランプとは違って積極的に取り組んでゆくことになるかと思います。
トランプより、はるかに、LGBTQも含めた一般の人たちに対する優しい政策、それが期待できます。
でも、少し感じるのは、ポピュリズムの空気。
そんなことはわかっている話なのかもしれませんが、ネットやメディアが作り出すポピュリズム。必ずしも多数の民意を反映しているとは思わない、そんなポピュリズムに迎合してしまう危険な匂いも感じます。
アメリカ大統領(終わり)