Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『歴史』『科学技術』『仕事』そして『大事な彼氏』のこと

中国のこと(5)

日本人ゲイのAkiです。

 

まだ中国の話です。歴史から『今の中国の動き』を考えてみます。

中国は面積が日本の25倍、人口は10倍以上の13億人であり巨大な国です。今でこそ世界2位の経済大国となりましたが、その端緒となったのは今から30年以上前、中国の最高指導者の鄧小平です。鄧小平は1978年に『改革開放政策』という大きな政策転換を図りました。日本企業をはじめ海外企業を中国に誘致し、『経済特区』が設置されました。
経済特区』は税制が優遇されるなど企業にメリットのある区域のことです。中国人はそうした企業で働くことで製品開発、製造の技術やノウハウを吸収していきました。そして、ついに自国での生産品を輸出する輸出国へと転換し、安い人民元を背景に輸出を伸ばして経済発展してきたのです。鄧小平は天安門事件民主化を求める自国民を殺しました。改革開放はあくまでも経済発展を目指すもので、決して民主化ではなかったからです。この改革開放の時期、鄧小平は『韜光養晦(とうこうようかい)』という言葉を使いました。難しい漢字ですね。爪を隠し、才能を覆い隠し、時期を待つ、という意味だそうです。そして、GDPは世界第2位となり、「韜光養晦」は終わり、もはや爪を隠す必要がなくなりました。そして『中国の夢』と称して、国際法を無視した、海洋進出や、ほぼ植民地政策である『一帯一路』を推し進めるようになったのです。

中国の今の制度は社会主義市場経済と言うそうです。かつての国有企業の株式会社化(事実上の民営化)や個人企業の奨励、政府の市場介入は最小限ということなので、どう見ても資本主義としか見えない。中国には中国共産党があって、国を治めています。しかし、その共産主義の理念は財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会をめざす、ということなのです。その理念をどう解釈しているのかAkiにはわかりませんが、共産主義を標榜しているものの要するに実態は、資本主義なのです。しかし、民主化は決してされない。中国共産党一党独裁しているのです。これは、まさしく独裁者による『帝国』の支配です。そして、これは歴代王朝の一つ、かつて中国に存在した漢民族の国である『明』の復興にほかならないと思います。

 

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(明、鄭和の遠征)※ネットからの引用


その永楽帝は、元(モンゴル)を滅ぼし、南方ではベトナムを内乱に乗じて征服し、 鄭和に率いられた大艦隊を派遣し、アフリカ東海岸まで達する大遠征の結果、多数の国々との間で明との朝貢関係を結ばせたのです(鄭和の遠征)。『一帯一路』の政策を推し進める今の中国は、この『明』の再現を狙っているのだとAkiは思っています。

 

中国のこと(5) つづく