連日、ウクライナ戦争ついて報道されています。
この戦争がいつ終わるのかわからず、数多くの人々が戦場と化した母国から逃れ、難民として隣国のポーランドやモルドバに押し寄せています。
日本も多くのウクライナ難民を受け入れています。
わざわざ、遠くから日本に避難してきて、本当に気の毒だし、
なんとかならないものかと思います。
でも、ちょっと違和感を覚えます。
かつての中東シリアの難民、あるいは東南アジアのミャンマーから海に逃れて漂っていたロヒンギャ難民。彼らは今、どうなっているのでしょうか?
シリア難民は現在も隣国トルコを中心に600万人以上がいるそうです。また、かつて国際問題となった、ミャンマー軍から迫害を受けたイスラム系のロヒンギャですが、ミャンマーからバングラディシュ国境を中心に避難している難民の数は200万人だそうです。
日本が、これらの難民を積極的に受け入れるということはありませんでした。
しかし、今回のウクライナに関しては、明らかに日本の対応は前のめりで、難民受け入れに積極的なのです。
そこに違和感を感じるのです。
欧米の動きに引きずられた?
あるいは、大国ロシアの振舞(独裁国家的な)に危機感を覚えた?
いろいろ理由はあるかと思いますが、
世界中にいる難民に対して政治的な理由で対応が違う、ということ。
同じ人間であっても救われる人と救われない人がいる、という違和感です。
難民のこと(終わり)