Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

ウクライナのこと(9)

ロシア侵攻に憤りを感じつつ、ウクライナ紛争について考えているAkiです。ウクライナで起こっている”戦争”の行方がわからず、その影響を考えていると、いろいろな不安が頭をよぎります。

 

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日本の気になる記事、を紹介します。

・・・・テレビ朝日の玉川徹氏が3月4日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」にリモート出演し、ロシアによるウクライナ侵攻について、「どこかでウクライナが引く以外にない」と早期に降伏すべきとの持論を語った。

www.daily.co.jp

 

この発言を受けて、こんな記事も・・・引用します。

reiwa-kawaraban.com

 

・・・前提が崩れた中での主張の難しさ

・・・・日頃、安全保障に関して集団的自衛権や核の抑止力などに極めて否定的な立場に立っており、その根拠が「戦争は絶対悪」核兵器を世界で廃絶」「日本が攻撃されるなどありえない」「外交努力で攻撃されないようにすることが大事」などに依っていたからであろう。

 端的に表現すれば「戦争は起きない」「日本は戦争をしたがっている」「戦争をさせないために軍備を最低限にとどめる」といった考えに基づく主張と言っていい。 
 しかし、ウクライナで実際に戦争が始まってしまった。「戦争は起きない」という前提で「戦争反対」「平和を」と叫んでいた人は、その前提での議論ができなくなってしまった。かといって、実際に武力を行使して武力を止めるのはこれまでの「戦争反対」の主張に反する。

 ・・・・玉川氏は戦わずに降伏しろと、非現実的な解決策を口にする。このことから、彼らの日頃の主張は脆弱な前提の上に立ち、その前提だけで通用する限定的なものでしかなく、前提が覆った状況では全く機能しないことが明らかにされたと言っていい。

 ウクライナ侵攻はその意味で、空想・妄想で平和主義を語っていた人々をも抹殺したのである。・・・・・

 

要するに、いわゆる日本の左派(共産党立憲民主党、古いマスコミやジャーナリスト、学者も含めて)は、今回のウクライナ戦争に関して、日本がどうすべきなのかの具体的な答えを示せない。それは、日本の憲法9条を盾にした、「戦争は絶対悪」、「核兵器を世界で廃絶」、「外交努力で戦争を抑止、攻撃されないようにすることが大事」、「軍隊を持たず、平和主義に徹する」みたいな主張になんの現実性もなかった、ということですね。

 

日本のウクライナ化(要するに、ロシア、中国の侵攻)を防ぐためには、空想・妄想を声高に叫ぶ日本の左派を抑え、やはり、自衛隊国防軍)を拡充しつつ、NATOのような同盟をアジアで作り、それに参画してゆく。核武装の在り方も検討してみる、そんな具体案があるべきかと思うのですが。どんなもんでしょうか?

 

ウクライナのこと(9)(終わり)