Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

古寺徘徊⑤

古寺を徘徊するAkiです。

 

 

今回は、静岡県西部、浜名湖の北、三ケ日にある大福寺。

 

大福寺は高野山真言宗の寺院。山号は瑠璃山。本尊は薬師如来貞観年間(859年 - 877年)に創建されたと伝えられ、当初寺号は幡教寺と号した。1209年(承元3年)に現在の場所に再興され、その翌年には朝廷から大福寺の寺号が下賜された。江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられていた。

 

クルマで行くと、すぐ寺の仁王門が見えます。
道路の脇にすくっと建っているのですがちょっと見ると唐突感があります。

なんでこの場所にあるのか? 

寺の本堂から約300mくらい南。それは道路のせいですね。本来はこれが寺の山門で、玄関。そこから参道が本堂まで向かって伸びていたはず。

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門と本堂の間には新東名高速道路
ずたずたにされちゃってます。


でもなんとか仁王門はそのまま。
この仁王門は鎌倉時代に造られたといわれており、門の左右には力強い金剛力士像が安置されてます。

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朱塗りがいい味出してますね。

 

 

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山門を過ぎて、新東名高速を渡って本堂に向かいます。

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石仏たち。

 

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お地蔵さん。

ベトナムの相方にこの写真を送ったら、なんでこの仏様はピンクの衣装なの?と聞かれました。

このピンク、元々は赤で風雨で色あせたもの。

赤ん坊を赤ちゃんというように、赤は小さな子供を連想させる色。それで、人々が「自分の子供が健やかに育つように」という願いを込めて赤のよだれかけを奉納するようになったそうです。また、「赤」という色に「魔除け」の意味があると信じられているそうです。

そんなことも彼氏には伝えておきました。

 

本堂も朱塗り。
それで、こちらも色あせていて、いい感じです。

 

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本堂の周りを一周して、ふと足元を見るとセミの死骸。

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とっても暑い8月の一日でしたけど、夏の終わりでした。

 

古寺徘徊⑤(終わり)