Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

テレワークその後③

サラリーマンのAkiです。

 

 

 

テレワークも板についてきて、在宅で、淡々と仕事してます。
ときどき、さぼりますけど。

 

tuaki.hatenablog.com

 

で、また、ちょっと気づいたこと。

テレワークのデメリットについてです。

 

一つは、もしかしてビジネスチャンスが失われてるのでは?、ということ。

最近、よくお客さんとWebでミーティングをしてますが、話をしていても要件だけで終わることが多くなりました。概してWebだと打ち合わせ時間も短くなりがち。

効率的でいいのですが、余計な会話がまったくなくなりました。

 

商品の売り込みでも、淡々と性能比較して、いい悪いを議論して、最後はコストで・・・ということです。

 

今回はダメかもしれないけど、次回の商品企画では採用になるかもね、みたいな、

お互いの気持ちが入ったウエットな会話、
・・今までのお付き合いのこともあるし、持ちつ持たれつ、みたいな・・・
がなくなりました。

 

心のひだが感じられなくなった。 
それは、昭和的なもの? すでに過去の遺物?なのかもしれませんが。

 

でも、今まではそれがあって、新しいビジネスチャンスを掴んでいたように思います。で、そんなビジネスチャンスも失われてきているように感じます。

 

 

あと、セレンディピティ―の喪失。

セレンディピティSerendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ること。

 

特に科学の領域では、この言葉が使われますね。


新しい発見、発明は、失敗しても、そこから見落しせずに学び取ることができれば成功に結びつく、という意味でセレンディピティという言葉が使われます。

 

で、テレワークしてると、まったくの個人プレーとなります。
そうなると、セレンディピティ―を意識して、気づくこと、そして新しい考えを巡らすことが難しいと思います。やはり、リアルでいろいろな人と話して、リアルに経験して、あっと思うこと、気づくことが大事かと。

 

個人のテレワークで完結させてしまうと、あるいは完結できたと思い込んでしまうと、セレンディピティ―はありえません。

 

なので、セレンディピティ―の喪失、なのです。

 

テレワークは、個人的のやり方や裁量に依存します。
それは、チームワークからの解放を意味するのですが、その反面、個人の能力の範囲でしかできず、そして、個人のスキルアップも難しい

 

テレワーク、もしかして個人の成長に影響を与え、将来的には社会にマイナスの影響を及ぼすかもしれません。

 

テレワークのいいこと、悪いことを見極めて、うまく利用できるようにならなければ、と思います。

 

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森の中に光。コロナの中で、いつも、なにかいいことないか探してます。

 

 

テレワークその後③(終わり)