Tu&Aki’s Couple Life

ゲイが考える『ベトナム』『アジア』『海外旅行』『日本』『仕事・働き方』そして『大事な彼氏』のこと

バッテリーのはなし(1)

技術者のAkiです。

 

 

 

 

以前もバッテリー(リチウム二次電池)のことを書きました。
去年のノーベル化学賞のことやEV(電気自動車)のことです。

 

tuaki.hatenablog.com

 

 

tuaki.hatenablog.com

 

マニアックになるのですが、このバッテリー(二次電池について書いてみます。
※乾電池のように放電だけするものを一次電池といい、リチウムイオン電池のように充電と放電ができるものを二次電池と呼びます。

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まず、
なぜ、二次電池が必要なのか?

大きく二つの理由があると思います。

1 電力需要の増大と電力利用方法の多様化 

2 地球温暖化への対応

 

1は、自動車関係で言えばCASEの動き。CASEとは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(カーシェアリングとサービス/シェアリングのみを指す場合もある)、Electric(電気自動車)のことです。動力源が電気になり、さまざまな制御を電気で行うものです。ほかにもスマートフォンクラウド、AI、IoT、5G(第5世代通信システム)など、将来期待される技術はすべて携帯端末を媒体としたもので、それを駆動させるにはバッテリー(二次電池)が不可欠なのです。

2は、二酸化炭素排出削減を含む地球温暖化のことですが、ことの真相(本当に二酸化炭素地球温暖化の原因かどうかということ)に関わらず、もう世界の流れになってしまっています。

 

tuaki.hatenablog.com

 

なので、石油、石炭を使うことがはばかられるようになりつつあります。したがってクリーンなエネルギー、たとえば太陽光、風力、水力などで電気をおこし、それを蓄える必要があるのです。ガソリンなら、一時的に備蓄が可能なのですが電気ではそうはいきません。発電所から各家庭まで送電線が張り巡らされ、電力供給が為されているのです。この電気の備蓄のためにはバッテリー(二次電池)が不可欠なのです。

バッテリー、すごく大事な技術で、これからますます必要とされると思います。
もっとコンパクトで軽くて、もっと容量が大きな電池。

これがあれば世界が変わりそうです。

 


バッテリーのはなし(1)(終わり)