サラリーマンで、技術者で、海外旅行や歴史が好きなAkiです。
今日は、生きがいについてです。
『生きがい』とは、「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」のこと。
アメリカの研究者・作家であるダン・ベットナーが、日本・沖縄の長寿の理由の1つとして「生きがい」に言及したことで、2000年代以降の欧米でも広く知られる概念となったそうです。
それで、その「生きがい」という概念は多くの場合、下図のように示されます。
『大好き』、『社会ニーズ』、『稼げる』、『得意』の4つがあって、その内側に情熱、使命、天職、職業の4つがあります。
大好き ⇒ 情熱、使命
社会ニーズ ⇒ 使命、天職
稼げる ⇒ 天職、職業
得意 ⇒ 職業、情熱
それで、それらがすべて満たされるものが「生きがい」というわけです。
「生きがい」とは文字通り、生きている甲斐で、これがあることで長い人生を充実したものにすることができて、その結果として長生きができる、ということです。
簡単なのですが、よくわかります。
自分が好きなことで、得意な分野で、社会から必要とされて、それでお金がもらえる。
すばらしいし、みんなが目指していることですね。
でも、サラリーマンだと、これを全部満たそうとするとかなり難しい。
好きな仕事だな、天職かも、と思っても数年すれば、異動になるし、かならずしも得意な分野でずっと仕事ができるわけではありません。
自分は、海外旅行が好きで、ベトナムが好きで、あと歴史も好きです。仕事はサラリーマンで、研究者・技術者なのですが、これは好きというよりも、結果として得意領域になった、ということです。※得意領域と言っても、才能や能力がある、とかすごい実績を出しているとかいうのでは決してないのですが
そう考えると、自分の場合、『大好き』の領域はあくまでも、海外とか歴史とかで、『社会ニーズ』や『稼げる』あるいは『得意』などの職業=仕事に関する部分との交わりはありません。
なので、『生きがい』としては、いびつです。
自分の場合、『大好き』の領域をもう少し大きくして、その分『社会ニーズ』や『稼げる』を削ってもいいのかもしれません。でも、お金を儲けることは大変で、なにかを犠牲にしないとたぶんダメでしょうね。
今は、いびつな生きがいですけど、いつかはまともな形になると信じています。
生きがい(終わり)